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 2年生の文コース「古典B」の授業で、京都先端科学大学の山本淳子教授に講演をしていただきました。

 山本先生は平安時代の王朝文学の第一人者で、多くのメディアに登場されるなど御活躍されています。

 今回は「源氏物語恋愛講座」と題して、『源氏物語』の時代における「恋」と「愛」のありようや『源氏物語』がそれらを描く意味、私たちが今、古典文学を読む意義についてもお話をしていただきました。

 生徒からは、光源氏がなぜ恋愛を重ねたか、どういう思いを抱えていたのかがわかり、光源氏の人物像が深まっておもしかったという声が聞かれました。

 身近なテーマから人が生きることの真実まで、古典文学の人物に寄り添いながら思いを深めることができた講演でした。