本校講堂で、令和4年度「離着任式」及び「始業式」を2学年(新2・3年生)で実施しました。
離着任式では、離任された方のお名前を校長先生から紹介していただき、それに続いて、御出席いただいた先生方お2人が、鴨沂生へ熱いメッセージを語ってくださいました。
また、それに続いての着任式では、今年度着任された先生方が壇上に並ばれ、生徒たちにご挨拶いただきました。
始業式では校長先生の式辞に続き、2・3年生の担任紹介、分掌部長の紹介。担任紹介では拍手がわき上がり、続いて教務部長、生徒指導部長、進路指導部長が「学期はじめの心構え」について講話をしました。
今日から始まる新しいスタートに、生徒たちは話しに聞きいって、決意を新たにしているようでした。
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本校講堂で、卒業式と同じ形で、令和3年度「修了式」を2学年(1・2年生)で実施しました。校長先生の式辞に続き、教務部長、生徒指導部長、進路指導部長が講話をしました。
また、優秀な成績を収めた下記の表彰を行いました。
【表彰】
令和3年度「自転車交通マナー」啓発ポスター「優秀賞」
令和3年度「バイク4(よん)ない運動プラス1(わん)」啓発ポスター「優秀賞」
令和3年度「自転車交通マナー」啓発標語「優秀賞」
第3回私たちの未来のための提言コンテスト「入選」
第19回全日本年賀状大賞コンクール 絵手紙部門「文部科学大臣賞」
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校長先生の「式辞」を掲載します。
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おはようございます。本日をもって、令和3年度が終了します。この1年間を振り返って、皆さんにとって、どのような年でしたでしょうか。
3学期も、制限がある中、皆さんは、学習や部活動においても全力で取り組んでくれました。部活動では、1月中旬に、演劇部の発表会に行きました。熱演に感動すると共に、「よいなあ」と思ったことがありました。それは、劇中で、登場人物達が「おろかリスト」という名のもと、一人一人が失敗談を話すのですが、話すということで、精神的に解放されていくのがよく伝わりました。鴨沂高校では、自他をリスペクトするよき校風があります。互いに、よいところだけでなく、失敗したことも言い合えて、風通しよい、笑いもあり、互いに信頼できることを大切にしていますし、その校風がよく表現されている劇だと思いました。私自身、ユーモアこそ、人生を生きていく上で、大切なエッセンスだと思っています。
3月1日には、卒業式を行ないました。3年生のみんなは、とてもよい表情で式に臨んでいました。送辞も答辞も心のこもった、あたたかいものでした。送辞で、生徒会長の椎葉さんが「3年生が、今できることに精一杯力を注ぎ、全力で楽しんでおられた姿は私たちに元気を与えてくださった」と言ってくれたのが、とても印象的でした。校長式辞では、3年生のことを「共に頑張った同士のように思えます」と話しましたが、それは、2年生、1年生も同じです。大変な状況が続いた1年でしたが、「今、できることは何か」を考え、生徒、保護者、教職員が「チーム鴨沂」としてさまざまなことを取り組み、思い出深い年度となりました。式では、吹奏楽部、合唱部のみんなに、事前に録画してもらった演奏も素晴らしく、そのことは、新聞やラジオのαステーションにも取り上げていただきました。式後、1・2年生が講堂の入口から列を作り、3年生を拍手で迎えてくれたのは、とても嬉しいことでした。各部の卒部式もとてもよかったと聞いています。
式後、多くの3年生が「鴨沂、最高だった」、「とてもよい3年間だった」、「よい卒業式だった」と言ってくれました。その言葉に感動しました。そんな卒業式ができましたのも、皆さんの式場準備・後片付けや先輩へのリスペクトの気持ちのおかげだと思います。本当にありがとうございました.
卒業式では「自分を社会でどう生かしていくかを考えるときに、今、改めて『自分の良さ』について考えてほしいと思います」と話しました。皆さんの中には、デイズニー映画「くるみ割り人形と秘密の王国」を見たことのある人もいると思います。物語の最初の方で、主人公クララへの母親からの手紙には「自分の強みに気づけば世界を変えられる」とあります。物語の後半で、その強みは全て鏡の中に映った自分に、セリフでは、"Everything you need is inside"、つまり、自分の中に全てあることに気がつきます。それが母親からのクリスマスプレゼントでした。そのあと、クララは、自分に自信を持ち、また、周りの人にもやさしくなりました。皆さんには、自分には気がつかないよさがたくさんあります。自分の良さを知るためには、自分が何をするのが好きかを問いかけることもよいかもしれません。例えば、ムーミン谷の物語で、スナフキンは「たいせつなのはしたいことを、じぶんで知っていることだよ」と言いましたが、皆さんが、改めて好きなことを発見、また再発見することが、自分のよさへの気づき、また、自信につながるのではと思います。
さて、2年生、1年生にとって、卒業まで、あと1年、2年となります。皆さん一人一人には「鴨沂で本当によかった」という気持ちで、卒業式の日を迎えることができるように、これからも、日々ベストに過ごしてほしいと思います。4月からは、多くの新入生と共に新たな学校生活が始まります。この春休み、じっくり自分を見つめ直して、新たな目標を立てて、新年度を始めてほしいと思います。鴨沂生の皆さん一人一人が主人公であり、自分を大切にするとともに、自分の周りの人を大切にし、みんなの力で、鴨沂での学校生活を、かけがえのない、さらに素晴らしいものにしてほしいと思います。それでは、皆さんにとって、来年度が素晴らしい年度となることを祈念して、令和3年度終業式式辞とします。4月には、全員が元気で集まってください。
3月1日(火)、第74回卒業証書授与式を講堂にて挙行しました。九条家ゆかりの御門を開放し、御来賓や保護者の皆様に御臨席いただく中、3年間の学びを通してたくましく成長した卒業生が、晴れやかな面持ちで思い出の学び舎を巣立ちました。
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「校長式辞」を掲載いたします。
吹き渡る風にも早春の気配満ちゆく、今日の佳き日に、京都府立鴨沂高等学校 第七十四回卒業証書授与式を挙行するにあたり、本校PTA会長 井上武様をはじめ御来賓の方々並びに、保護者の皆様の御臨席を賜り、高壇からではございますが、卒業生、教職員一同とともに厚く御礼申し上げます。
ただいま、卒業証書を授与しました皆さん、卒業おめでとうございます。思い起こせば三年前、皆さんは大きな希望を胸に本校に入学しました。そして本日、第七十四期生、前身の新英学校及び女紅場からでは第百四十七期生として卒業します。皆さんが今日の日を迎えることができましたのも、一人一人の精進努力の賜であるとともに、保護者の皆様の深い愛情と御支援、担任の先生方をはじめ本校教職員の熱心な指導の賜であると思います。
私は昨年度の四月に皆さんと出会い、二年間一緒に過ごしてきました。2年生の四月から二ヶ月は臨時休校となり、六月に皆さんが登校してきたときの喜びは、今も鮮明に覚えています。この朝の登校時に、皆さんと「おはようございます。」と挨拶し合えること、何気ない日常の当たり前に、とても幸せを感じることができました。そして、「生徒の皆さんがいるからこそ学校であり、生徒が主人公」ということを改めて強く実感しました。
大変な状況の中でも、皆さんにとっては、大切な高校生活の一日一日ですので、できる限りのことをしようと心に強く思いました。本校では、「今、できることは何か」を考え、生徒、保護者、教職員が協力して、さまざまなことを行なってきました。特に、八月からは大変でしたが、九月末に宣言が解除され、十月一日に体育祭が開催でき、そのときの皆さんの笑顔は最高でした。二度延期して開催した文化祭も、一人一人の協力と頑張りで最高の文化祭となりました。多くの鴨沂生が「最高に楽しかった。鴨沂最高!」と言ってくれました。その言葉に感動しました。まさに青春を謳歌する「いま、輝きの瞬間(とき)」だったのではないでしょうか。「チーム鴨沂」でしたし、私も皆さんのことを、共に頑張った同志のように思えます。
皆さんは、始業式、終業式、学校行事といった限られた機会ではありましたが、私の話をいつも真剣に聞いてくれました。毎朝、昇降口でいつも元気な挨拶をしてくれました。そんな皆さんのやさしく、ひたむきな姿勢を校長として誇りに思っていました。皆さんが豊かな人間性を持った鴨沂生として、自他をリスペクトする校風をさらに高めてくれたと思います。本校で過ごした日々を振り返ってみて、何が印象に残っているでしょうか。授業、自学自習、部活動、学校行事、生徒会に、全力で取り組み、楽しむ姿を見せてくれました。その思い出は、十年後二十年後にふと思い出す心の宝物となっていると思います。こういった一つ一つが人生を豊かにするものだと思います。
本校での思い出はつきませんが、本日は、皆さんの新たな船出を心から祝福したいと思います。本校卒業後、一人一人が、明日から人生の新たなステージに足を踏み出すことになります。その道は、さまざまだと思いますが、しかし、皆さんが、これからするべきこと、立ち向かうことの基本に大きな変わりはありません。つまり、これから、自分を社会でどう生かしていくかということです。卒業という機会に「自分の良さは何か」ということを改めて考えてほしいと思います。「自分は本当に何がしたいのか。世の中のために何ができるのか。」について、自分の「心の声」に耳を澄まし、自分の道を見つけてほしいと思います。
その道中、さまざまなことを乗り越えていくためには、自分への信頼が大切になります。『ベルサイユのばら』の著者で、漫画家・声楽家の池田理代子さんは、本校特別顧問永田和宏先生との対談で、こう話されています。「あなたが生まれてきて、今、そこにいる、そのことだけで、とても尊いこと。そして、日々生きている、そのことだけでとてもすばらしいこと。自分が生きていて、ここに存在していることを肯定するところから人生をはじめて、これから社会に出ていってもらえたらきっと未来が開けます。」と。私も、この気持ちがとっても大切なのではないかと思います。大変な状況の中、鴨沂をリードしてきてくれた皆さんだから、絶対に大丈夫だと信じています。
さて、『3月9日』という歌がありますが、その中に「上手くはいかぬこともあるけれど 天を仰げば それさえ小さくて」とあります。とても印象的な歌詞で、うまくいかないことはあっても、振り返りをしっかりすれば、それ以降はあまり引きずらず、前向きに生きていくことが大切だということでしょうか。これからの道中、いろいろなことに出会っても、根底には、「きっと、自分は大丈夫」という気持ちをもってほしいと思います。
人は一人では生きていくことができません。多くの人々に支えられていることに今一度感謝すると共に、他者を支えていくということをこれからも大切にしてほしいと思います。皆さんには、仲間と協力して取り組み、人間的に優しく、また、磨けば光る素晴らしい個性や特性があることを確信しています。卒業後も、本校で出会った級友や先生方、また、これから出会う人々を大切にし、世のため人のため、そして「夢」に向けて、たのもしい人として活躍し、よき人生を歩んでゆかれますことを切に願っています。
終わりになりましたが、保護者の皆様、お子様のご卒業本当におめでとうございます。今日まで育ててこられました数々の御苦労に、心から敬意を表します。また、この三年間本校の教育方針、教育活動に御理解をいただき、御協力・御支援下さいましたことに厚く御礼申し上げます。いつの時代も、子どもの幸福を願う親の心は変わりません。本日より子供たちの歩みを温かく見守りながら、彼ら一人一人の立派な自立を共に願いたいと思います。
結びに当たり、卒業生の皆さんにとって、鴨沂高校がいつまでも「心の故郷(ふるさと)」であり続けますよう、また、皆さんの御活躍を心から願っています。そして、改めて卒業生の皆さん一人一人の御健康と何よりも幸福の実現を心より祈念し、式辞といたします。素晴らしき人生を!
令和四年三月一日
京都府立鴨沂高等学校
校 長 吉 川 孝
令和3年10月26日(火)~29日(金)の日程で第2学年の研修旅行に行ってきました。北海道の大地で得がたい経験をし、多くの方と出会い本当にあたたかい研修旅行となりました。お世話になった方々、本当にありがとうございました。
【研修旅行1日目】
伊丹空港から飛行機で北海道、新千歳空港に到着しました。京都とは違う景色、気温にドキドキわくわくしながら大自然を感じました。夕張では博物館や市内の様子を見学し、ホテルに到着致しました。
【研修旅行2日目】
午前中はアウトドア体験を行いました。10月下旬とは思えないような天気に恵まれ、ラフティング・カヌー・フィッシング・トレッキング・乗馬にチャレンジしました。紅葉の中、笑顔と笑い声に溢れた体験になりました。
午後は行動展示で有名な旭山動物園でした。 みんな熱心に動物の様子を観察し、夕方、宿泊する芦別温泉スターライトホテルに到着しました。
【研修旅行3日目】
本日は終日ファームビジットに行かせていただきました。班ごとにファームの方々にお世話になりファーム体験をおこない、北海道の人々のあたたかさが身にしみました。さまざまな体験をさせてもらいました。
ファームビジットが終了後は、地区ごとにサービスエリアで合流し、クラスで合流したバスの中で、みんな、本当にとても良い表情をしていました。 北海道の大地での様々な体験は普段は決して経験することのできないかけがえのない学びなったと思います。
本日の宿はホテルガトーキングダムサッポロ。とても豪華なホテルに生徒たちも大喜びで、お土産を買ったり写真を見せ合ったりと北海道の最後の夜を満喫していました。
【研修旅行4日目】
最終日は小樽班別研修を行いました。札幌からバスで小樽に到着し、運河沿いの風景から研修がスタートしました。
研修旅行もいよいよ最終日となり、家族や部活動の後輩にお土産を選んだり、スイーツのお目当て見つけて微笑んだりと、思い思いに小樽浪漫の漂う坂道を散策していました。
たくさんの思い出と、笑顔をお土産に、新千歳空港から伊丹に到着し、3泊4日の研修旅行が終了しました。笑顔いっぱいの4日間でした。お世話になった方々、本当にありがとうございました。
10月25日(月)に研修旅行の「結団式」を行いました。
本校第2学年部研修旅行に10月26日(火)~29日(金)の日程で出発します。結団式を講堂から各教室にリモートでライブ配信のかたちで実施しました。
校長先生の挨拶に続いて引率教員・旅行業者の方の紹介、研修旅行委員長の挨拶、行程の説明があり、いよいよ明日から始まる研修旅行に、教室で配信を見ていた生徒みんなは期待に胸を膨らませていました。
(校長先生の挨拶を掲載致します。)
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皆さん、こんにちは。いよいよ明日から研修旅行となりました。準備はすすんでいるでしょうか。
さて、8月下旬の緊急事態宣言の発出で、大変な日々が続いていましたし、9月の中旬に、今日のようにリモートで、体育祭・文化祭・研修旅行について今後どうしていくかについて話をしたときには、実施したいが、実施できるか、とても不安でした。
しかしながら、9月末で、緊急事態宣言が解除され、翌日の10月1日には体育祭を実施することができました。そのときの、みんなの笑顔は素晴らしかったです。笑顔一杯の体育祭でした。その後、1週間準備して、2度延期した文化祭も開催できました。できたのも、皆さんが、感染防止等も含め、さまざまなこと全力で協力してきてくれたからです。
文化祭では、2年生は映像コンクールに取り組みました。2本立てで、私も全てのクラスの作品を講堂で見ましたが、本当に力作ばかりで、最高でした。印象深い場面もとても多いですが、その中で、入れ替わった主人公Aが主人公Bを追いかけていき、距離が縮まったとき、Bが「ソーシャルデイスタンス」と言ったとき、会場は大笑いでした。コロナは大変ですが、みんなは負けていないと。この大変な状況の中で、この鴨沂生は、明るい高校生活を送っていると思い、たくましいなと思いました。素晴らしいことだと思います。
さて、中間考査が終了し、いよいよ、北海道研修旅行です。明日からの研修旅行は、高校時代一度きりの大切な行事です。一人一人にとっても大切な行事ですので、いつもより、さらに、みんなに配慮できる、やさしい行動を心がけ、みんなの力で、最高の研修旅行にしてほしいと思います。また、明日は朝早い集合ですので、早めに就寝して、目覚めよい朝を迎えて下さい。明日の今頃は、もう北海道です。北海道のでっかい大自然、あったかい人々、美味しいもの、おもいっきり楽しんできてください。
よい4日間になりますように!
文化祭2日目。1年生のパフォーマンスを前庭で、2年生の映像コンクール上映、3年生の演劇が講堂で舞台を彩りました。
PTAのバザー、府立高校や特別支援学校全校からの商品が届いたマルシェも大盛況でした。
OHKIコンテストで舞台が終演し、整然と片付けられたHRで表彰式。生徒会長から結果発表の瞬間、一瞬の静寂後、クラスから歓声が沸き上がりました。閉会の辞が終わると、全クラスから一斉に大きな拍手が、参加したみんなに送られました。
2度の延期の中で、ようやく実施となった今回の文化祭。今年のテーマ「雲外蒼天」のとおり、困難な状況を、努力と協力で乗り越え、本当に大きな「宝物」を手に入れた文化祭が、笑顔いっぱいの中で終幕しました。
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校長先生の閉会の式辞です
みなさん、まずは、お疲れさんでした。
皆さん一人一人の頑張りで、文化祭が開催でき、そしてとてもすばらしい文化祭となりました。何よりも、文化祭期間中、みんながよい表情をしてくれていましたのが何よりでした。笑顔一杯の文化祭でした。
さまざまな制約のある中の文化祭でしたが、みんなは協力してくれましたし、工夫して最高のものを作り上げました。まさに、"no better" でした。鴨沂生だからこそ、できたと思います。すごいことです。生徒会、全鴨沂生、保護者、全教職員の協力、チーム鴨沂で、最高の文化祭になりました。
鴨沂生の頑張る姿にとても感動しました。校長として鴨沂生一人一人を誇りに思いますし、皆さんも、このような状況の中で文化祭をやり遂げた鴨沂生であることを誇りに思ってほしいですし、一生の宝物になると思います。
それでは、改めて、皆さんの頑張とみんなへの感謝の気持ちを込めて、大拍手をお願いします。鴨沂生最高でした。ありがとうございました。
文化祭1日目。
開会式を、講堂から全クラスへのライブ配信で実施しました。校長先生のお話し、生徒会長の開会宣言の後、書道部のパフォーマンスが全クラスに配信され文化祭がスタートしました。今年のテーマは「雲外蒼天(うんがいそうてん)~PLUS ULTRA~」。
雲外蒼天が意味する「困難を努力して乗り越えることで、その先には青い空が待っている」と、PLUS ULTRAの「もっと先へ、もっと向こうへ」ということを、生徒たちの素晴らしい頑張りは、見事に「カタチ」にしてくれました。
1年生は前庭での「パフォーマンス」。2年生は講堂とHRでの「映像コンクール」上映。3年生は講堂での「演劇」。練習の成果を堂々と発表しました。
ダンス部、吹奏楽部、合唱部、軽音楽部の発表も華やかで、本当に頑張って取り組んでいました。
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校長先生の「開会式式辞」です。
おはようございます。本日、このように盛大に文化祭を開催できますことをとてもうれしく思います。ここまで、皆さんと共に、「文化祭を開催できれば」とずっと思っていましたし、昨夜は、「明日出来るんだ」と思うとなかなか寝つかれませんでしたが、ついに今日がきました。開催できましたのも、全鴨沂生の熱意・協力の賜だと思います。是非、この2日間、一瞬一瞬を大切にして、楽しいでほしいと思います。
オープニングまでの準備については、生徒会の皆さん、全鴨沂生の皆さん、保護者の皆さん、(本日PTAはマルシェ・バザーをされますので、是非、コモンホールに行ってください。)、そして、全教職員、まさに「チーム鴨沂」ですすんできました。素晴らしいことですし、奇跡ではないかと思います。
それでは、感染防止などに全力で協力し、みんなの力で、最高の文化祭にしてほしいと思います。最後に、最高の文化祭になることを願いまして、皆さん、拍手をお願いします。
ありがとうございます。
10月1日(金)に「体育祭」を西京極補助競技場で実施しました。
青色・緑色・黄色・ピンク色・赤色・白色の6団のハチマキを締めた生徒たちが、ミニ台風の目(1年)、バランスリレー(2年)、惑星リレー(3年)といった学年種目や、障害物競走、宅配便リレー、借り人競走など様々な競技に参加し10月の秋風の中、笑顔いっぱいの体育祭となりました。
新しい種目もあって、学年を超えた応援にも力が入り、マスクでの応援も、拍手や手を振ったりと工夫をし、各種目に力一杯取り組み、力一杯応援する中で競技は進み、最終種目「色別対抗リレー」のアンカーが歓声の中ゴールテープを駆け抜け、今年の体育祭は幕を閉じました。
今年も、委員会や部活動の生徒などが準備、競技運営、片付けと奔走してくれました。笑顔がいっぱいで、また、色々な場所で協力し合い、「ありがとう」という言葉が聞こえるあたたかい雰囲気に包まれた体育祭でした。
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〈校長先生の「開会式」での挨拶です〉
おはようございます。本日、体育祭が開催できますことを心よりうれしく思います。体育祭の準備については、朝早くから、各クラスの体育委員、各部や生徒会のみなさんありがとうございます。
さて、お盆過ぎから緊急事態宣言が発出され、ここまで大変な日々が続いていましたので、今日、皆さんと、こうして、開会式で集うことができるのは、奇跡だと思いますし、本当によかったです。
本日の体育祭が、今年度は、学校祭のスタートとなります。本日は、1年生・2年生・3年生が合同で、六つの色の団に分かれて競技をします。各団のほこりにかけて全力で取り組み、また、全力で応援することで優勝を目指してほしいと思います。また、「スポーツ」は、全力で取り組むことと共に、「楽しむ」ことが大切で、だからこそ素晴らしいと思いますが、是非、この今の一瞬一瞬を、鴨沂生みんなで楽しみ、最高の「体育祭」としてほしいと思います。
そうなれば、きっと、今日一日が、一人一人にとって記憶に残る、「あの時の体育祭は本当に楽しかったなあ」とみんなで言える、将来、ふと思い出す日になると思います。
それでは、本日一日を、事故や怪我がなく、また、みんなで感染防止に向けて協力する中で、一人一人が輝く感動のある体育祭となることを願いまして、開会の挨拶とします。
「すばらしい一日を!」