高等部

(高)理療科 教材について

理療科では、学習した内容が定着しやすいように、様々な教材を用いて授業を行っています。通常の教科書と同じ内容で、文字や図が拡大されている拡大教科書や点字教科書、筋肉や臓器などの模型、理療科教員が独自に作成した簡易模型やプリントなどです。また、理療科教員が顔面神経麻痺になった時は、教材になってもらい触察しながら特徴的な症状を学習しました。

ちなみに顔面神経麻痺になると以下のような症状が現れます。
 ①麻痺している側の顔の筋肉が緩む(しわなどがうすくなる)
 ②麻痺している側は眉間にしわを寄せられなくなる
 ③まぶたが閉じられなくなる(これを兎眼といいます)
教科書で学習した内容を実際に症状が現れている顔に触れることで、より理解が深まり、内容の定着になったと思います。

理療科では、視覚に障害のある方で就労にお困りの方の入学相談を随時募集しています。お気軽にご相談ください。
【相談先】
京都府立盲学校 花ノ坊校地
TEL:075-462-5083(担当 教務部)

【写真】 視覚伝導路の簡易模型

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