展示品

はじめに

 本校資料室には盲唖院開業以来の簿冊や教科書、教具、写真、研究冊子などが保存されており、その多くが京都府指定文化財となっています。
 ここでは、資料室の展示品を中心にご紹介します。

京都府盲唖院初代院長・古河太四郎の胸像【花ノ坊校地玄関】

 1925(大正14)年、「盲聾唖教育開始50年記念式」が挙行され、全国の有志者から賛同を得て、上京区釜座通椹木町の校舎玄関前に銅像として建立されました。
 しかし、太平洋戦争が激化し、金属回収が行われるなかで、1944(昭和19)年、胸像も供出されることとなりました。
 1948(昭和23)年、創立70周年を記念して、学校と同窓会の手で石像として復元し、花ノ坊校地に再建されました。

出典

 このホームページは、つぎの文献を参考に、一部引用させていただきました。

 『京都府盲聾教育百年史』
  盲聾教育開学百周年記念事業実行委員会編集部会/編集
  盲聾教育開学百周年記念事業実行委員会/発行 昭和53年(1978年)

 『視覚障害教育百年のあゆみ』
  東京教育大学教育学部雑司ヶ谷分校
   「視覚障害教育百年のあゆみ」編集委員会/編集
  第一法規出版/発行 昭和51年(1976年)

 『図説 盲教育史事典』
  鈴木力二/編著
  日本図書センター/発行 昭和60年(1985年)

 『近代盲聾教育の成立と発展 古河太四郎の生涯から』
  岡本稲丸/著
  日本放送出版協会/発行 平成9年(1997年)

 『古河氏盲唖教育法 復刻版』
  京都府立盲学校
   創立百周年記念事業委員会/発行 昭和53年(1978年)

 『京都障害者歴史散歩』
  藤本文朗・藤井克美/編
  文理閣/発行 平成6年(1994年)

 『盲界事始め』
  下田知江/著
  あずさ書店/発行 平成3年(1991年)

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