テーマ 『地域で学ぶ弱視児童生徒が力をつけていくために〜インクルーシブな教育環境における弱視教育で大切にしたい視点〜』
令和8年8月7日(金)の午前は、見えにくさのある子どもたちにかかわる教職員を対象とした視覚障害研修講座を開催しました。国立特別支援教育総合研究所 研究企画部で上席総括研究員を務めておられる小林 秀之 氏をお招きし、御講演をいただきました。府内の小中学校・高等学校・支援学校、近畿地区盲学校から64名(会場42名、オンライン25名)の教職員の参加がありました。
小林氏からは、今後のインクルーシブな教育環境について、特別支援教育をめぐる現状と次期学習指導要領における基本的考え方をもとにお話しいただきました。障害のある子どもたちが合理的配慮の提供を求めることの重要性や、合理的配慮の申し出をスムーズに行うためには「自分自身の障害の状態」を理解した上で、「自分にとって必要なニーズ(配慮)」が分かっていることが大前提であるということを、具体的に他校で行われた活動の例を挙げながらお話しいただきました。
子どもが自分自身の障害の状態について、眼疾患や視機能だけでなく、視覚補助具など自分が使用している大切な道具についても理解しておくことや、自分のことばで説明できることの必要性、また、教員が、本人にとって必要であろうニーズを理解しておき、合理的配慮は特別扱いではなく自分が学ぶために必要なことなのだと本人が気付ける環境を作ることの大切さを痛感しました。
【参加者アンケートより(一部抜粋)】
・指導要領の改訂により、さらにインクルーシブの考え方が進むというお話に、知識と考え方の変化と指導についてさらに研修を深める必要があると考えさせられました。
・教育の厳しさとやりがいを再認識できた。育ちを支える力をつけさせていきたいと思います。
・支援者側で支援しすぎるのではなく、児童自身が必要な支援を申し出る力をつけることが本当に大切だと思うし、こちらでそれを見極めるアセスメント力が必要だと思いました。
【写真】講演を聞く会場の参加者の様子
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【写真】講演でお話をされる講師の様子
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