10年後の美山のために♪

地域連携コーディネーター通信

5・6年生の総合学習の時間は

「10年後の美山に残したいもの」というテーマのもと、小グループに分かれて活動しています。

山、川、上げ松(伝統行事)、観光、ツアー、美山牛乳、お米などのグループがあります。

この日は、子どもたちが「お話を聞きたい!!」ということでお呼びした、
地域の専門家たちが学校を訪れました。

◎美山牛乳グループ
昨年から引き続き同じテーマで活動している6年生チーム。
美山牛乳を使ったレシピを考案して、試作を繰り返しほぼ完成。
次は、地域の飲食店やカフェの方々との協働で、お店のメニューにするには
どうすればよいのか、地域の専門家と一緒に考えていきます。

そんな姿を見ている5年生チームは、
6年生の考えたレシピを動画撮影して、地域のお店などで流してもらうことになりました。
動画編集のプロの方をお呼びしての打ち合わせです。
写真には使用許可がいるなど基本的なことから教えていただきました。

「次までに、牧場で牛の写真撮ってきます!」と役割分担もバッチリです!

◎お米グループ
「白米が大好き!」ということから
「お米に合う料理を作りたい。レシピを作成して、お店に置きたい。」
目的が明確です。
2020年コロナ禍には美山にお米が余っていたことから、令和の米騒動の話
少子高齢化、過疎化による農地の現状や、実際に農地を守る人々の話などを、
おにぎりやさんから熱心に聞いていました。

大好きなお米を食べることから、美しい田園風景を守ることへと考えを深めていけたらと思います。

◎川グループ
美山の川にいる魚の図鑑を作りたい!」とのことで、芦生山の家の岡さんに来ていただきました。

それまでの調べで、土木事務所に魚の一覧があるが、上流下流では生息する種類が違うことなどがわかっており、さてこれからどうするか。

参考文献に…と教えてもらったのは、知井地区の歴史が詳しく書いてる『知井村史』。

さぁ!大仕事になってきたぞ。

その時々の集まる子どもたちの意見や熱意や、講師からのアドバイスにより、

どのような展開が待っているか、子どもたちも教師もコーディネーターも誰も想像もしていなかった所へと学びが深まっていきます。

初めに立てた計画からは、思いもよらない面白い方向へ。

地域の方との協働で
★考えたレシピが実際にお客様に提供していただけるかもしれない。
★大人も未開拓の分野が見つかり、その分野を追求いしていく可能性がみつかることも!

大人も子どももワクワクしながら学びを深めています。

他のグループも地域の方たちと次の一歩へと進んでいく予定です。
今年の総合的な学習の取組に引き続きご注目ください!

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