「よむよむ」による朝の読み聞かせ

図書室


1年生
「しろくまのパンツ」
作)tuperatupera     ブロンズ新社


「どこにいったんだろう?」 パンツをなくしてこまっているしろくまさん。
そこへ、心配したねずみさんがやってきて、いっしょにパンツをさがしにいくことに。
しましまのパンツ、かわいい花がらのパンツ、へんてこりんな水たまのパンツ……
物語のラストには、あっとおどろく発見が!

 

人気の絵本ですし 今年の掲示物のテーマがtuperatuperaで飾っていたので もちろん1年生のみんなもよく知っていて 大きな声で「知ってるー」と 答えてくれました。
・・・でも とっても上手に間違えてくれたので(笑) 楽しく読むことができました。

「ぽっかぽかだいすき おさるさん」
作)福田 幸広      ポプラ社


世界でも珍しい温泉に入るサル。暖かいのが大好き。
温泉、ひなたぼっこ、そして、一番好きなのは・・・。
心温まる写真絵本です。



長野県にいるニホンザルのお話なので「長野県はどこにあるか知ってるかな?」と 聞くと やっぱり「知ってるー!」と(笑)。
「にほんちずの絵本」で見てもらっても「知ってるー」
何を聞いても「知ってるー」「見たことあるー」「あるある」と 元気よく答えてくれて 楽しく読み聞かせができました。

2年生
「きらきら」
作)谷川 俊太郎     アリス館


「きれいだね てんからおちてきた ほしみたい きれいだね とってもちいさい ほんとうは」
約30点の厳選された美しい結晶の写真と、詩人・谷川俊太郎が子どもたちへ向けたことばがひびきあって、幻想の世界が広がります。

 

一つとして同じものがないのに、はかなく消えていく雪の結晶の美しさが表れている写真に 谷川俊太郎さんの優しい詩が組み合わされています。
2年生は 道徳の授業でこの本を読んだそうです。

「ゆきのうえ ゆきのした」
作)ケイト・メスナー      福音館書店


 

雪のうえは、しんとしずまりかえって、まっ白。
でも雪のしたには、まったくべつのひみつの世界があって、リスやウサギ、クマやいろんないきものたちが、くらしています。

3年生
「おもちのきもち」
作)かがくいひろし      講談社

 

タイトル通り、おもちがおもちのきもちを話すストーリーです。
他のおもちたちが食べられていく姿をみて 鏡餅は家から飛び出してしまいます。
疲れたおもちは 人間達が自分達をおいしそうに食べるので 食べてみることにします。
おもちは知らなかったのですよね。自分がとても美味しいということを(笑)

「おふくさん」
作)服部 美法    大日本図書


 

おふくさんたちは、毎日にこにこ、みんなで仲良く くらしています。
でもある日、オニが「おまえたちを、こわがらせてやるぞ!」と、やってきました。
でも、おふくさんたちは こわがるどころか、オニを なんとか笑わせようと考えます。
さあ、オニとおふくさんのたいけつ、いったいどうなる!?
ぬわあぬわわふぬわあぬわわふ
とってもお行儀よく 静かに聞いてくれる3年生でした。
でも ふくわらいの場面では ちゃんと「ぷっ」と 笑ってくれて ほっとしました。

2冊読んでも まだ少し時間があったので 何か読んでほしい絵本があるかどうか聞いてみると「おならひめ」と リクエストがありました。

「おならひめ」
作)有田 奈央     新日本出版社




さつまいも畑にかこまれたお城に住むナーラ姫。
大好きなさつまいもをたくさん食べては、おならをしてあそんでいます。
時にはおならでお花を舞い散らせたり、音楽を奏でたり…。
しかし、その姿を見かねた王様は「おならあそび」を禁止してしまいます。
ナーラ姫が落ちこんだ日々を過ごしていると…。何種類のおならがでてくるかな?

4年生
「たなからぼたもち」
作)くすのき しげのり   あかつき教育図書


 

江戸の町で、評判の菓子屋さん。その跡取り息子あまたろうはのんびりやのなまけもの。
とうとう、父親に「このさき、どうやってくらしていくつもりだい?」と叱られてしまいます……。
よく知られたことわざから生まれた愉快な物語。
牡丹餅つくりの様子や仕事の丁寧さ、作り手の誇りをユニークに描きだした絵本です。

「メアリー・スミス」
作)アンドレア・コーレン     光村教育図書


乾いた豆をチューブにこめて、吹いて飛ばして窓に当てるメアリー・スミスさんのお仕事とは?
めざまし時計がまだ少なかったころ、イギリスに実在した「めざまし屋」を紹介する絵本。



こんな仕事をする人が 実在したとはびっくりです。

5年生
「雪だるまは生きている」
作)ティエリー・デデュー      カクイチ研究所


雪ダルマは ほかのだれよりも あそび上手。
でも、だんだん暖かくなると、雪ダルマから力が抜けて──
とうとうある日、リスが出会うと……雪ダルマは もう融けていなくなっていました。
しかし、悲しみは続きません。
クマの先生が学校で リスとフクロウとハリネズミとウサギに教えてくれたから……
雪は融けて水になり、水は自然に山から海へと流れていくと。
そして、やあ みんな、と大きな声がきこえてきます。
大きな入道雲の上に 雪ダルマがすわっていたのです。

 

今年はあまり雪が積もらず 雪遊びができないのでがっかりしてる のかと思いきや・・・高学年ともなると 雪遊びは寒いからそんなの好きじゃない、という子も結構いることにびっくり!

6年生
「鳥の巣ものがたり」
作)鈴木 まもる     偕成社

鳥の巣そのものに視点をおいて、その役割を、美しいさまざまな鳥と、鳥の巣の絵で語っていいきます。生命の尊さを感じる絵本です。

 

タイトルでは「ものがたり」とありますが 鳥の巣や 生態などについて かなり詳しく書かれています。
シーンと静かに聞いてくれることの多い6年生ですが 今日は 目の前に座っていた男の子が 「へぇー」「すげえ~」「わぁー」「ほんまや」と ページをめくるたびに 感嘆の声を上げてくれたので 読み甲斐がありました。









  

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