特設ページ峰校生 応援ページ

 

◇ すべての峰高生の皆さんに・・・

 この「新型コロナウイルスに負けるな応援メッセージ」のページですが、20日に開設されてから、多くの先生方からの寄稿があり、皆さんへの応援が続いています。皆さんも何かしらの思いと少しばかりの元気を持ってくれたものと・・・。私も2度目となりますが、峰高生の皆さんに前回とは違う観点から、精一杯のエールを届けようと思います。
 先日、ある新聞に精神科医でもある大学の教授が、こんなことを書かれていました。「一貫性のない自分は恥ずかしい。でもそれは自然なことだ。非常時には人間の揺れ幅が大きいものだ。揺れないほうが不自然だし、不健康だ。そのことを認めよう。相手もそうだということを認めよう。ただそれだけで、私たちはお互いに優しくなれるはずだ。」
 あるときは大丈夫と言い、あるときには必要以上に心配したりもする。最近の一貫性のない自分自身・・・。皆さんはいかがでしょうか?
 私たちは、いつも皆さんの側(そば)にいます。どうか安心してください。


◇ 峰高3年生の皆さんに・・・

 臨時休業の更なる延長、全国高校総体(インターハイ)の中止・・・。高校生活の集大成そして最後の年を迎えている3年生の皆さんにとっては、新型コロナウイルスに翻弄され続ける中、冷静には受け止めることができないくらいの困難な厳しい決定や判断が続いています。「明けない夜はありません」「暗闇の夜は必ず終わります」「神様は越えられる試練しか与えません」という思いと、大きな不安が容赦なく現実として突きつけられる中で、まさに皆さんの心中は交錯しているものと察します。
 定年退職の年を迎え、3年生の皆さんとともに峰高から離れていく(巣立っていく)私にとっても、皆さんの気持ちや心情に通ずる思いを持っています。最後の年、一日一日を皆さんの元気な凜とした姿に励まされながら、限りある時間を大切に愛おしく過ごしたく思いますが、残念ながらもう少しの間、我慢せざるを得ません。
 私たちは、逆境の中で強くなっていく皆さんを信じています。



令和2年4月28日 
校長  長島 雅彦

 
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