7月9日(水)の給食は「ごはん、トビウオのエスカベージュ、ジャーマンポテト、キャベツのスープ、牛乳」でした。
「トビウオのエスカベージュ」には、丹後産のトビウオと久美浜産のトマト・玉ねぎ・きゅうりを使用しています。
これらの野菜を5mm角程度に細かく切って、トマトは生のまま、玉ねぎ・きゅうりはさっとゆでて冷やしたものを、オリーブオイルやウスターソース、酢などを使った調味液で味付けをし、揚げたトビウオにかけていただきます。
もとはスペイン発祥の、マリネのような料理ということです。
トマトは生食するので、手袋を二重につけて、専用の包丁とまな板で調理員さんが手作業でカットします。慎重さ、正確さ、そして速さを要する作業です。
トビウオの切り身は、一切れずつ粉をつけて、大きな釜を使って油で揚げていきます。こちらも暑い中、大変な作業です。
「トビウオのエスカベージュ」は、大好評で「作り方を教えてほしいな~」という先生もおられました。以下にレシピを紹介します。さっぱりとした、夏向きの味です。揚げた魚が合いますが、鶏胸肉などを同様に揚げたものでも、よく合うと思います。夏休みに家庭で作ってみてはいかがでしょうか。
【トビウオのエスカベージュ】 ※野菜は正味量です
★材料(4人分)
トビウオ(片身・フィレ) 8枚、塩・こしょう(下味用) 各少々、片栗粉 20g、揚げ用油 適量
きゅうり 20g、たまねぎ 30g、トマト 50g
A ≪ オリーブオイル(なければサラダ油も可) 小さじ1弱、酢 大さじ2/3、ウスターソース 大さじ2/3弱、塩 ひとつまみ、こしょう 少々 ≫
★作り方
①トビウオは、塩・こしょうで下味をつけておく。
②きゅうり、たまねぎ、トマトはそれぞれ5mm角のあられ切りにする。(トマトは皮つきのまま、中の種をとっておくと仕上がりがきれい。)
※給食ではきゅうり・たまねぎはさっと茹でますが、家庭では生でもよいでしょう。分量外の塩少々をして、水気をしぼっておいてもよいです。
③Aの調味料類と②を合わせ、エスカベージュのソースを作る。
④①のトビウオに、片栗粉をまぶし、油で揚げる。
⑤④に③のソースをかける。