盛り上がりました!「くみちゅうキャリアフェスティバル2023」大成功!!

11月3日、本校体育館で「くみちゅうキャリアフェスティバル2023」が開催されました。
今年は入場制限もなく、久しぶりの祝日開催だったこともあり、たくさんの保護者や地域の方に参観していただきました。
今回は、丹後緑風高校との強力なタッグで企画を進め、当日は高校3年生の生徒の皆さん、また、高校時代までを久美浜で生活し現在は茨城県で教職に就いておられる本校卒業生 安井さんをオンラインゲストに迎えてのフェスティバルとなりました。コンセプトは「くみはまから発信 そして…未来へ発進!」とし、これまでの学びや思いを伝え合い、みんなで自分やふるさとの未来について考えることを目的としました。

小西同窓会長様の開会挨拶

各学年の「総合的な学習の時間」の成果発表

第1部は、「発信!! Stage1 トークセッション」と題して、本校生徒が各学年で取り組んだ「総合的な学習の時間」や体験学習などで得た成果や提言を発表するとともに、生徒会からは、4月以降、久美浜学園全体で展開してきたSDGsや夏みかんの日の取組についての中間発表を行いました。

また、丹後緑風高校3年の村尾さんからは、「オーシャンヘリテージパッチワーク」。美術部に所属し、伝統織物の切れ端と丹後の海岸に流れ着く漂流物に着目したアート作品を制作し、全国高等学校総合文化祭展への出場を果たすまでの軌跡を紹介していただき、丹後の環境問題を芸術という視点から語っていただきました。坂本さんからは、「高校生カメラマン 半径1km圏内で見つけた大切なこと」と題して、高校生カメラマンとして活動し、久美浜の日常の中で感じる人の繋がりに目を向け、自分の生き方を真正面から考えながら、人が人を想う大切さ、丹後にこれからも残していきたいものについて発表していただきました。

さすがの高校生の発表には、中学生諸君も度肝を抜かれ、「総合的な学習」よりさらにアップデートされた「探究活動」の奥の深さを初めて知るとともに、目指すべき「憧れの高校生」の姿にたくさんの拍手を送っていました。

村尾 蓮華 さん「オーシャンヘリテージパッチワーク」

坂本 結生翔 さん「高校生カメラマン 半径1km圏内で見つけた大切なこと」

休憩の後の第2部では、「発進!! Stage2 パネルディスカッション ~手を取り合い、今と未来をつなげよう!~」というテーマと趣向で、本校生徒会本部6名、丹後緑風高3年生4名がステージに上がりパネルディスカッションがスタートしました。

さらには、久美浜高校卒業まで勉強とカヌーに没頭して育ち、体育大学を経て茨城県の特別支援学校で勤務をしておられる安井さんとオンラインで結び、ファシリテーターとして飛び入りした本校校長も加えて活発なトークバトルが繰り広げられました。

パネルディスカッション前半では、第1部の発表についての評価交流やふるさと久美浜についての思いなどを語り合い、ステージだけでなく会場の生徒の生の声や、参加者全員が持っているタブレットからスクリーンのQRコードを読み取り、瞬時に参加者の意見を集約し、ワードクラウドとして提示された意見をさらに深めていくなど、全員参加型のセッションとなりました。また、途中には3年生のグループが飛び入りでふるさと活性化提言をアピールしたり、参観に来てくださった地域おこし協力隊の野口さんへ突撃インタビューしたりするなど、予測不能の展開に、参加者全員が大盛り上がりのパネルディスカッションになりました。

最近の悩みは?

後半では、中学生の今抱えている悩みについて、諸先輩方からのアドバイスを受けました。予想外のカメムシの大量発生に苦しめられているようですが、何といっても勉強や進路についての悩みが多く出され、高校生や安井さんからは、「自分の好きなことや趣味を大切にすること。」や「今からでも頑張れば、必ずやりたいことができる。」とアドバイスをいただきました。
終了後のアンケートでも、多くの生徒が、先輩たちの凄さや、夢に向かうことの大切さを感じ、自分自身の生活の在り方や目標設定について具体的に踏み出していこうとの決意が書かれていました。

様々な世代の思いを出しあい、ふるさとや仲間と繋がることの大切さや、誰もが幸福を感じられる世の中づくりについて、皆で共有し視点を広げるとても良い機会となりました。
ゲストの皆さん、京都府立丹後緑風高等学校の先生方、同窓会の皆さん、ご来場くださった保護者や地域の皆様、本当にありがとうございました。今後とも応援よろしくお願いいたします!

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