野菜や草花の施設栽培・販売・農業基礎知識について学び、よりよい野菜や草花を育てるスペシャリストの育成を目指します。
 園芸ビジネス科には以下の2つの専攻があり、3年生になると各専攻にわかれて、専門知識を深めていきます。

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オクラの定植

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近隣の花壇植え付け

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振り売り


■草花

 温室が7棟あり、四季折々の草花を鉢物中心に栽培しています。生産した草花は京都生花市場を通じて市内一円の花屋で販売されています。
 春は桂高生が開発し名前を付けた桂高校オリジナル品種のアジサイを栽培しています。他にも、ヒマワリ・ペチュニア・マリーゴールドなど花壇用の花苗も栽培しています。
 年末年始にかけて販売されるシクラメンは花が長持ちすると評判です。
 プリムラは生徒が自分の作りたい色や形を実現するために交配を重ねて育種します。そのため、1つ1つ花の色や形が異なる「世界に1つだけの花」がつくれます。自分だけの花がつくれるって素敵ですね。

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オリジナルアジサイの栽培管理

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シクラメンの葉組み

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桂高校オリジナル品種(プリムラ)


■野菜

 施設栽培

 1年を通して水耕栽培とれき栽培による施設栽培でトマトとキュウリを栽培しています。露地栽培と異なり土を使わない栽培方法で、肥料濃度など細かい調節が可能なため、特にトマトは甘くて美味しいと評判です。

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ハウス内のトマトの様子

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温室でナスの収穫

 露地栽培

 露地ではナスやタマネギを中心に栽培しています。また、3年生は自分の好きな野菜を育てることもあります。
  育てた野菜は市場に出荷している他、周辺地域に振り売りに行ったり、校内で春と秋に農場生産物販売会をおこなったりします。

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苗の植え付け

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圃場管理

 

2027年に神奈川県横浜市において、最上位(A1クラス)の国際園芸博覧会である2027年国際園芸博覧会が開催されます。日本国政府出展エリアのガーデンにおいて、本校の取り組み内容を盛り込んだガーデンデザインが採択され、私たちの手で花壇制作を行う事が決定しました。

 一次書類審査を経て、7月28日(月)に三田共用会議所(東京都)で開かれた二次審査において、代表の2年生3名が審査員の方々に向けてプレゼンテーション、質疑応答をしました。一般利用ができない国際会議が行われるような場所で、緊張した面持ちで臨みましたが、自分たちの研究活動やガーデンコンセプトを堂々と発表し、質問などにもしっかりと答えることができました。

2027年花博の会期に向け、研究活動をつづけながら後輩へと内容を引き継ぐなど、まだまだ行う事は多いですが、気を引き締め、花博を成功させられるよう頑張っていきます。

採択決定の案内

https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kaki/250804.html

2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027

https://expo2027yokohama.or.jp/

 

5月12日(月)、植物クリエイト科資源工学専攻の生徒が、イオンモール京都桂川南西花壇の植え付けを行いました。

今年1月から、イオンモール京都桂川様と共同で花壇の植え付けを行っております。

園芸ビジネス科草花専攻生徒とTAFS第3研究群の生徒も花壇のデザインを考え、イオンモールの植栽を担っておられる株式会社竹中庭園緑化様と植え付けを行う等、春花壇を彩っていました。

夏花壇は6月頃に完成しますので、イオンモールでお買い物の際はぜひ花壇まで足を延ばしてみてください。

(写真2~3枚目は春花壇の様子)

 

1月18日(土)から119日(日)まで、ゼスト御池・寺町広場にて「第32回園芸ビジネス科卒業制作展」を開催しました。

本年度も園芸ビジネス科3年36名が生徒一人ひとりの「好きなもの」を表現した作品を展示しました。

高校生らしい独創的なフラワーアレンジメントの作品ができあがりました。

 

 フィールド科学実習の授業内で、振り売りを行いました。今回の振り売りでは、ベゴニア、ハーブ、ヒマワリ、ニチニチソウ、アジサイ3種類を売りました。アジサイの種類は、ニューバース桂、瑠璃の桂、ピクシー桂の舞姫でした。お客様から「安い」や、「綺麗」などの感想をもらい、とても嬉しかったです。これからもたくさんの人に綺麗な花を届けられるように頑張っていきたいです。

文章作成 広報委員2年

 
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