今年は残暑が長く続いていますが、ようやく秋の気配を感じられるようになってきました。
9月28日には上林地区体育祭が開催されました。公民館をはじめ、地域の皆様、保護者の皆様にはたいへんお世話になりありがとうございました。子どもたちはもちろんのこと、上林小・中一貫校のグラウンドに会したすべての人を幸せな気持ちにさせてくれた体育祭でした。
今月の全校朝礼で体育祭を振り返り、こんな話をしました。
真剣な表情、必死な表情、誇らしげな表情、大きな声、きびきびとした行動、あふれる笑顔など、子どもたちの一生懸命な姿がとても美しく、人の心を打ったこと。
子どもたちが、活動の中で話合いの場面を多く持ち、自分たちの意見や思いを伝え合い、やらされているのではなく、よりよいものを自分たちの手で創りあげようとしたからこそ感動の体育祭になったということ。
人には誰でも好きなこと、嫌いなこと、得意なこと、苦手なことがあって、運動をしたり、集団で一緒に活動したりすることが苦手な人もいると思うが、そのような人に無理矢理させようとしたり、きつい言葉を言ったりする人は、上林小・中一貫校には一人もいないこと。本校が一番大事にしている「自分も人も大切にする」ことが実現できた体育祭だったこと。
以上の3点について話し、子どもたちの健闘を称えました。
11月2日には、上林フェスティバルを開催します。上林小・中一貫校開校10周年記念行事も併せて執り行う予定です。保護者の皆様、地域の皆様、ふるさと先生、多くの方にお越しいただけるとありがたいです。生き生きと輝く姿で舞台に立つ子どもたちの姿が目に浮かびます。日頃の学習の成果や文化的活動の頑張りをぜひ会場でご覧ください。子どもたちにとっても教職員にとっても大きな励みになります。
令和6年度も残り半年を切りました。上林小・中一貫校にこれまでと変わらぬご協力、ご支援をよろしくお願いいたします。
校長 北村 宏司
教職員一同