未来は今日の延長線上

 連日酷暑が続いていますが、校庭を飛び交うアキアカネなど、少しは秋の気配を感じられるようになってきました。熱中症や水の事故対策などに気を配りながらの夏休みでしたが、保護者や地域の皆様には、子どもたちを様々な面で温かく見守っていただき、ありがとうございました。

 2学期を始めるにあたり始業式で、「未来は今日の延長線上。今を精一杯生きよう。」という話をしました。

 現在の子どもたちが大人となって活躍する2040年以降は、これまでの日本社会や制度の延長線上では対応できない段階まで至ることが想定されています。

 「未来を想像することはできても予測することはなかなかできません。皆さんの中には、自分の将来の夢に向けて日々努力している人もいます。また、今の時点では夢や希望が具体的に思い描けない人もいます。どちらの場合であっても、大切なことは今できることを精一杯行うことです。日々の中で見聞きすること、体験すること、感じること、考えることなどに一所懸命になり、そうやって得たことを知識や経験として蓄えていきましょう。時として予測不可能な事に遭遇するかもしれませんが、そんな場合でも自分の知識を駆使し、対処できる術となる知恵を生み出すことができるよう、最良の「今」を生きていきましょう。」という話をしました。

 この2学期は、学習内容が多いだけでなく、多くの行事もあります。子どもたちの力が大きく伸びるときです。子どもたちには、色々な場面で、「今」に熱中してほしいと願っています。教職員もそうありたいと思います。

 保護者、地域の皆様には、2学期も1学期同様、温かいご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。

                                                       校長 北村 宏司

教職員一同

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