夏休みも3つの「大好き」を大切に

 1学期が終了し、明日から40日間の夏休みに入ります。4月に入学した1年生、7年生もすっかり上林小・中一貫校の一員として、いきいきと学校生活を送っています。小学校も中学校も上級生がよい関わり方をすることで、下級生は安心して活動できた1学期でした。

 終業式では、3つの「大好き」を夏休みも忘れないでいてほしいという話をしました。一つ目は、「自分、大好き」です。人はだれしも「嫌いなこと」、「苦手なこと」がありますが、それも含めて自分を好きになってほしいということです。自分のことが好きになると、いろいろなことに挑戦してみようと気持ちが前向きになり、自分自身を大切にしようと思うようになります。二つ目は、「友だち、大好き」です。自分を大切にできる人は、友だちのことも大切にするようになります。お互いに認め合い、支え合うことで、一人では難しいことにもたくさん挑戦することができます。三つ目は、「上林、大好き」です。上林小・中一貫校や上林の人たちを好きになってほしいということです。子どもたちは皆、家族、地域の方、教職員らに愛され、守られ、育てられています。包みこまれているという感覚を持ちながら、すくすくと成長してほしいと思っています。

 夏休みは、学校中心の生活から家庭・地域中心の生活に変わります。学校に通っていると、生活にリズムがあり、変化に富んだ活動があります。夏休みは、どのように過ごすのかを自分自身で計画していかなければなりません。学年に応じて、各家庭でお子様にアドバイスをしてあげてください。子どもたちが、健康・健全で安全・安心な生活に努め、長期の休みにしかできないことに挑戦する有意義な日々になることを願っています。

 保護者の皆様、地域の皆様には、1学期間、本校教育へのご理解と温かいご支援をいただき、本当にありがとうございました。引き続き、子どもたちを温かく見守っていただきますよう、よろしくお願いいたします。

                                                          

                             校長 北村 宏司

                             教職員一同

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