2年生乗船実習、内航船講演会

「2年生乗船実習」船No.7
 5月8日(水)から10日(金)の3日間、航海船舶コース2年生が実習船「みずなぎ」に乗船し、海洋観測や荒天航法、落水者の救助法等を学びました。
 初日は栗田湾、舞鶴湾、伊根由良ラインの海洋観測を行い、観測器具の扱い方等を確認しながら、安全に作業することができました。また、海況が悪く波高も2m程あり、船酔いをする生徒もいましたが、最後まで作業を行うことができました。夕方には伊根港に入港し、着岸作業等を学ぶことができました。
 2日目は早朝から伊根浦漁業株式会社 様の定置網漁業を見学させていただき、京都府の基幹漁業である漁法を学ぶとともに、それぞれの進路を考えるきっかけとなりました。その後、実習船に戻り経ヶ岬沖まで航行し、荒天時の操船方法を実際に体験しました。経ヶ岬沖からは海洋観測を行いながら、宮津湾の錨泊ポイントを目指し航行しました。また投錨作業の見学や錨泊当直等、船舶を安全に錨泊させるためのポイントを学びました。
 3日目は揚錨後、宮津湾の海洋観測及び宮津湾沖での落水者の救助方法を見学しました。帰港後は、船内清掃や下船テストを実施し、今回の乗船実習を無事に終えました。
 今回の乗船実習で学んだ船舶運航に関わる技術を、今後の授業や実習に活かし、現場で活躍できる船舶職員を目指します。

「内航船講演会」船No.8
 5月13日(月)、航海船舶コース3年生が内航船講演会を受講しました。内航タンカー組合の企業様11社12名に御来校いただき、内航船の仕事内容や船内生活について、対面式で質問をさせていただきました。今回の講演会で学んだことをそれぞれの進路決定に活かします。