美術部は『高校生「京の文化力」外部講師による技術指導』の対象校に選ばれ、今年は天然木材による「木工スツール」の制作をします。講師は宇治在住の木工作家・柳原裕子さんで、初回は木材についての講義を受け、木工スツールのデザインから、適した木材の選び方を教えていただきました。また、天然木材を扱う「黒田木材店」で、店主・黒田義正さんに、選んだ木材の特性についての特別講義も受けました。4mもある天然木材を見るのは初めてです。所狭しと並んでいる木材の美しい木目を見て、そして独特の香りに包まれて、これからの制作の励みとなりました。次回は7月に、5分の1スケールの模型づくりと図面の書き方を学びます。
昨年度に引き続き、「第2回 Shake Hand 3.11 in おおつち」に参加した。
『Shake Hand』とは、震災によって故郷を離れざるをえなかった人たちが、鮭が生まれた川に戻るように、近い日、家族とともに暮らせるようにと願いを込めた東北支援チャリティー展です。
東北・岩手でつくられた手のひらサイズの白い布地の鮭を購入し、それを土台にして、色を塗ったり、飾りをつけたりして、自由に〈加飾した鮭〉を作成しました。芸術展で展示した後、岩手の会場に送りました。
産経新聞(1月24日水曜日)に掲載されました。
「第2回 Shake Hand 3.11 in おおつち」は平成30年3月9日(金)から13日(火)まで、岩手県大槌町の「おおつち おばちゃんくらぶ (旧・植田病院)」で開催されました。