令和3年7月20日、1学期終業式を行いました。
新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、ZOOMを用いての終業式でした。
井上校長は式辞において、時差登校や短縮時程であった1学期は、昨年度の休校を思うと少しづつ日常を取り戻しているように感じられること、また、弓道部女子やハンドボール部男子、体操部をはじめ、多くの部のさらなる活躍に期待をしていることを話しました。
また、東京で開会されるオリンピックについて触れ、水泳の荻野選手について紹介しました。荻野選手は、2014年、2016年の国際大会での活躍の後、極度の心身のスランプに陥り、2019年には一時休養を宣言した選手で、決して平坦ではない道のりを経てこの五輪に参加します。
井上校長は、スランプを乗り越えた荻野選手の「水泳を辞めたいというか、逃げ出した時期もあったし、水の中に入ることすら嫌な時期もあった。本当にいろいろなことを経験してきた。そういうことを何も考えずにただ泳いでいれば、もっと早いタイムとかは出せたかもしれないけど、タイムじゃない、背負ってきた人生というか、いろいろなものが僕の後ろにはあるので、そういったものを出せるレースをこれからもしていけたらと思う」という言葉を引き合いに出し、自分をじっくりと見つめ直すことを通して次のステップに進むことが重要であると示し、式辞を締めくくりました。
その後、教務部長の小西先生は、講話において野球の大谷選手の「マンダラチャート」を紹介し、目標に向かってなすべきことを明確にすることの大切さを強調しました。
生徒指導部長の末常先生は、講話において、本校に赴任してから感じた城南菱創の生徒の「素敵なところ7つ」と「努力してほしいところ2つ」を挙げ、高校生活を充実させるためのポイントを話しました。
終業式の後には、部活動などで優れた成績を残したクラブや生徒の表彰が行われました。
城南菱創高校がYoutube上で情報発信している動画が何本あるか、みなさんは知っていますか?
答えは...
のべ700本以上!!
昨年の休校期間に、生徒のみなさんをサポートするために
城南菱創の先生方がたくさんの授業動画やメッセージ動画を配信していました。
これはもはやYouTuberといっても過言ではないでしょう!
そんな城南菱創高校ですが、ここで中学生のみなさん、在校生のみなさんにお知らせです!
今年度の城南菱創高校の学校紹介動画が、京都府公立高校紹介チャンネルにて公開されました!
視聴はここ☞「2021 城南菱創高校 学校紹介動画」をクリック!
本校の学校生活の様子が良く分かると思います。(高評価(イイネ!)もお忘れなく!)
同チャンネルには、京都府内の他の公立高校の紹介動画もあります。
高校がどんなところかわからない、志望校を迷っている、
そんな中学生や保護者のみなさんは要Check it out!ですよ!
早いもので、新年度が始まって一月半。
あっという間に1学期の中間考査が目の前まで迫ってきました。
城南菱創生のやる気は流石のもので、スカラー教室は始業前も放課後も、すぐに満席になってしまいます。今日は放課後になって10分もしないうちに席が埋まってしまいました。
スカラーや廊下の自習スペースで勉強しているみなさんの背中から、めいめいの課題に一生懸命に取り組んでいることがひしひしと伝わってきます!

さて、1年生は高校生活で初めての定期考査ですね。
先日スクールカウンセラーの栗田先生の講話であったように、試験の点数や順位で必要以上に一喜一憂しないことを頭の中に留めておいてください。勉強はあくまで、なりたい自分に近づくための手段の一つです。成績の優劣が人の価値を決めるわけではありません。城南菱創高校は、勉強のサポートはもちろん、生徒一人一人が自分の理想の未来を描き、その実現に近づけるよう、全力でバックアップします。勉強の質問以外にも、部活や人間関係の悩み、進路の相談など、何か困ったことがあればいつでも気軽に先生に相談してくださいね!
それでは、体調管理には十分に気を付けて、テスト勉強に励んでください!
テスト当日に、みなさんが最良のパフォーマンスを発揮できることを祈っています!
本校では、教養科学科生徒の探究心・創造性・独創性の伸長のため、GSP(グローカル・スタディーズ・プログラム)の一環として、総合的な学習の時間を「こだわり学」と称して、様々な活動に取り組んでいます。2年次では、生徒が独自のテーマで課題を設定し、研究(ゼミ活動)を行っています。そのまとめとして、4月19日(月)、3年生の代表が教養科学科の2、3年生に向けて校内発表を行いました。
昨年度は、「国語ゼミ」「社会ゼミ」「数学ゼミ」「物理ゼミ」「化学ゼミ」「生物ゼミ」「地学ゼミ」「英語ゼミ」の8つが開講され、各ゼミ内で発表を行い代表を選出しました。
[各ゼミの紹介](発表順)
英語ゼミ代表 村形 瑠愛さん、西村 洋紀さん 「 The True Cost of Music and Fashion」
化学ゼミ代表 芝原 快飛さん 「 美しい炎を求めて(炎色反応の原理)」
地学ゼミ代表 久保田 真平さん、静本 昂大さん、吉田 圭吾さん、新 心真さん、上原 航さん、佐藤 大地さん、平内 美有さん、藤田 実奈さん 「 巨椋池 」
数学ゼミ代表 吉岡 明朗さん 「 ルービックキューブと群論 」
国語ゼミ代表 川地 七海さん 「 叙述トリックについて 」
社会ゼミ代表 難波 知里さん 「 ナチスを支えた国民の思想 」
生物ゼミ代表 増田 羽花さん 「 食品冷凍 」
物理ゼミ代表 岡本 舞凜さん、後藤 明日香さん 川上 紗輝さん 「 残念なドラゴン 」
各ゼミ代表者は、1年間の研究成果を伝えたいという熱意が充分に伝わる発表を行いました。いずれも甲乙付けがたい内容でしたが、最優秀賞に「国語ゼミ」が、優秀賞に「数学ゼミ」が選出され、表彰されました。