始業式を行いました(4/8)

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 4月8日(月)、着任式に引き続き、始業式を行いました。校長式辞では4月に進級した新しい学年で頑張ってほしいことやみんなでどんな学校にしていくことができればいいかについて「笑顔」「ありがとう(感謝の気持ち)」「挑戦」という三つのキーワードを用いて私の思いを話しました。その後、生徒指導部から学校生活で心がけてほしいことについての話があり、最後は生徒会から今年度の生徒会スローガンの発表がありました。今年度のスローガンは「NON-STOP(ノンストップ)」で、「何事にも挑戦し続け、前に進み続けよう」という意味が込められており、「より良いものをつくるために諦めず挑戦し、前に進み続けよう、目標に向かって走り続けよう」という決意が発表されました。生徒も私たち教員も前を向き、みんなでよりよい維孝館中学校をつくって行けるよう今年度の教育活動を推進していきたいと思います。

「始業式の式辞」

 今年の春は3月上旬に寒い日が多く、桜の開花が昨年より少し遅くなり、新しい学年の始まりである今日の始業式を満開の桜の中で迎えることができました。

 さて、今日から、令和6年度が始まりました。新3年生、新2年生の新しい出発の日となり、新しい学級での生活のスタートです。3年生は、最高学年となり、体育大会や文化発表会、生徒会活動などの全校で取り組む行事や部活動を引っ張っていくことになります。これまでのよい伝統を引き継ぎ、ぜひ、素晴らしい維孝館中学校にしていきましょう。また、自分を見つめ、中学卒業後の進路や将来について考えていかなければなりません。先生や家の人とも相談しながら、しっかりと考え、決定していってください。何事も先を見て計画的に行い、有意義な1年間にしていきましょう。2年生は、昨年の経験を生かし、3年生とともに更によい維孝館中学校にしていきましょう。水曜日から、新1年生が入学します。昨年皆さんが上級生にしてもらったように優しく丁寧に接してあげてください。部活動では、2学期から、皆さんが中心となって活動することになります。まずは、1学期の一日一日を大切にして学習面や生活面、部活動で多くのことを積み上げていきましょう。

  ここで、この1年間、学校生活を送るにあたって皆さんに大切にしてほしいことが3つあります。1つめは、「笑顔」です。楽しい時も苦しい時も「笑顔」を忘れないでいてください。笑顔は自分や人を前向きにさせ、時には人を喜ばせたり励ましたり、勇気づけたり、いやなことを忘れさせたりします。先生は今年で教員生活35年目ですがそのうち担任を15回しました。学級通信の題名はいつも「スマイル」でした。スマイルとは笑顔のことで、スマイルの後にその時々の学級の生徒数に担任の自分を足して生徒が30人の時は、スマイル31,生徒が35人の時は、スマイル36にしていました。維孝館中学校は今年、1年生から3年生合わせて生徒が215人、教職員が35人ですのでスマイル250と先生の中で決めました。生徒も先生方も笑顔いっぱいの維孝館中学校でありたいなと思います。2つめは、「ありがとう」という言葉があふれる学校にしたいなということです。みんなで助け合い、力を合わせ、得意なことを生かし合い、支えてくださる地域の方々にも感謝しながら日々「ありがとう」ということばが口に出し合えることができればと思います。みんなで「ありがとう」と言い合える学校は素晴らしいと思います。3つめは、今年1年間、一人一人が毎日新しいことや苦手なこと、今まであまりしていなかったことに「挑戦」してほしいなと思います。無理だと思ってしまいそうな時や面倒だなと思う時、また、新しいことでどうしようかと迷った時に、失敗を恐れずチャレンジしたり、成功するまで粘り強く「挑戦」したりできる人になってほしいなと思います。どうしようと迷った時には、失敗を恐れずに挑戦できれば素晴らしいなと思います。一人一人が他の人にない得意なことや興味のあることがあると思います。ぜひいろいろなことに挑戦し、豊かで楽しく幸せな学校生活を送ってほしいと思います。

 「笑顔」「ありがとう」「挑戦」の3つを心にとめ、学校生活を送ってほしいなと思います。校長先生もこの3つを忘れずにいたいと思います。生徒のみなさん一人一人が成長できるように先生達もみんなと力を合わせて一緒に頑張りますのでよろしくお願いします。これで始業式の式辞を終わります。長くなりましたが静かにきいてくれてありがとうございました。

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