4年生が春から育ててきたこんにゃく芋を加工してこんにゃく作りをしました。
まずは、こんにゃくを作るのに大切な灰汁(あく)を作ることからしました。桜やクヌギを燃やした灰をふるいにかけ、鍋で煮出しました。



次に、煮出した液から灰汁だけを絞り出しました。上澄み液だけでは少ないので、布に包んで、体重をかけて絞り出しました。


いよいよこんにゃく作りです。こんにゃく芋をきれいにたわしで泥を落としたあと、細かくするために、切ったり、ミキサーにかけたりしたあと火にかけて煮詰めていきました。






煮詰まるにつれ、どんどん重くなり、混ぜるのが大変になりましたが、焦がさずに混ぜることができていました。
煮詰まったこんにゃくペーストを冷やし、いよいよ自分たちで作った灰汁の登場です。ペーストに灰汁を混ぜて固めていきます。固まってきたら、木の枠に詰めて、それを切り分けて鍋で煮詰めて完成です。



こんにゃくを作るだけでも、とても長い時間をかけて作業してきました。自分たちで作ったこんにゃくはさぞ美味しかったことでしょう。また給食にも登場してくるようですので、楽しみにしています。