会場と一体となった発表会!

令和6年度学校の様子

 11月9日(土)に学習発表会を行いました。これまで各教科や総合的な学習の時間等で学んできたことを、見に来ていただいた方々に分かりやすく伝えようと、声の大きさや動作、道具、タブレットなどを駆使して練習を積み重ね、発表しました。

 まず初めは、2・3年生の「劇 くぎを打たれたこま犬」でした。地域に伝わるお話を劇にしました。お話の中の登場人物のセリフや動作は自分たちで話し合って考えました。神社のこま犬になぜくぎが打たれているのかがよく分かる劇でした。最初の発表で緊張もあったと思いますが、元気いっぱいに発表していました。

 次は1年生の「正しくかぞえよう」でした。国語のものの数え方を学習したことをもとに、自分たちが知りたい数え方を本などを使って調べ、まとめて自分たちで絵をかいたり、クイズにしたりして発表しました。切ったり、食材になったりすると数え方が変わるものもあって、会場の大人も知らないような数え方もあり、クイズも大いに盛り上がりました。

 休憩後は、4年生の「畑川・世屋川探検記」でした。総合的な学習の時間で、畑川や世屋川に実際に調べに行ってきたことを、探検していくような発表でした。急遽1人欠席したんですが、4人でカバーしながら、目で見て、手で触れてきたことなどを会場全体を使って伝えていました。お笑いの要素も入れて、聞いている人を楽しませていました。

 5年生は「日置Enjoyプロジェクト」という発表でした。社会の学習をきっかけに、日置の魅力を調べ、その魅力を生かして地域の課題を解決できないか模索した発表でした。日置の魅力を発信できるようなイベントを考えて提起しました。発表に向けて、内容を何度も手直しをした甲斐もあり、見やすいスライドも目を引きました。一人欠席したにもかかわらず、みんなで協力して発表を成功させていました。

 6年生は、「友達って どんなもの?」という発表でした。友達について、4種類の考え方を4人が役になりきって、ミュージカル風に歌って踊って発表しました。恥ずかしさもあったと思いますが、その気持ちを乗り越え、小学校最後の発表会を最高のものにしようという強い気持ちが伝わってきました。斬新な発表に会場も盛り上がりました。

 毎年恒例のPTAは、「栄光の架橋」「できっこないをやらなくちゃ」の2曲を発表しました。歌やダンス、跳び箱などを使って、子どもたちに「何事もあきらめずに挑戦してほしい」というメッセージを伝えました。子どもたちも一緒に踊ったり、跳び箱を応援したりして、会場が一層盛り上がりました。

 最後は、全校児童の歌の発表でした。「日置わらべ歌」「世界中の子どもたちが」「マイバラード」の3曲でした。「日置わらべ歌」は前の日置小学校の校歌で、地域の方の中には懐かしんで口ずさんでいる方もいました。「世界中の子どもたちが」では、6年生の児童が伴奏を務め、元気いっぱいの声で会場の皆さんを笑顔にしていました。「マイバラード」では、2部に分かれて、お互いの声の響きをが重なり、素敵なハーモニーを醸し出していました。

 どの学級も、どの児童も、つけてきた表現力を思う存分発揮した見応えのある発表ばかりでした。見に来ていただいた保護者の皆さん、地域の皆さんを元気づけるようなものであったらいいなと思います。多数の皆さんにご来場いただき、誠にありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました