3年生の選択授業「クリエーション芸術」では1月13日(火)に、やくの木と漆の館館長の平岡明子様を講師としてお招きし、丹波漆について理解を深めるワークショップを行いました。
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前半は平岡様から漆の歴史や用途、漆器の製作過程や、京都府指定民俗文化財(無形)に登録されている「丹波の漆かき」について、実物を交えながら講義していただきました。
後半は、漆を使った絵付け体験を行いました。今回は、丹後和紙のしおりに、自分でデザインした図柄等を転写していきました。顔料で色づけられた6色の漆でグラデーションを調整しながら思い思いの色で絵付けを進め、最後に金粉をまぶす部分を決めてキラキラに仕上げました。
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生徒は、「縄文時代の櫛が漆によって形が残っているなんてすごい!」、「何度も塗り重ねてできる漆器も作ってみたい」など、漆に対して興味津々な様子でした。そして、漆かきの伝統を後世に引き継ぎ守っていくことの大切さを学ぶことができました。しおりの絵付けでは、6色の漆を混ぜることで思い通りの色を作ろうと挑戦している生徒もいて、3年間の芸術の授業で得た知識を活かしながら制作することができました。
漆は乾燥に時間がかかるため、1週間かけて乾燥した作品を1月20日の授業で見せ合って、互いの作品の良さを伝え合う様子が見られました。中丹地域の伝統的な文化について深く知ることができたこの機会をきっかけに、地域の文化・芸術にアンテナを高く保ち、卒業してからも親しんでいってほしいと思います。