1月22日(水)・29日(水)の2日間に渡り、2年生未来探究コースの学校設定科目「日本文化」で、1年間のざまざまな学びの集大成として茶道実習を行いました。裏千家から4名の先生を講師としてお招きし、茶道の歴史についての講義、茶席での作法、そして実際に茶を点てて茶菓子と一緒に味わう実習となりました。
初日の22日(水)は、立礼(りゅうれい)という、テーブルと椅子の茶席のスタイルを実習しました。茶道は初めての生徒が中心だったこともあり、実習では苦心している様子の生徒もいましたが、みな泡の立った美味しいお茶を点てられました。また、普段食べない干菓子の甘さを味わい、楽しい実習になったようでした。
二日目の29日(水)は座敷での実習となりました。教室に畳やマットを敷いて茶室を模し、客としてのお作法を学びました。細かい動作も多く、茶室での作法にどぎまぎしている様子の生徒もいましたが、それら一つ一つに意味が込められていることを理解し、実践していました。そして、お茶を点てて、主菓子と一緒に味わっていました。
先生方の丁寧なご指導のもと、生徒たちは着付け実習や華道実習で学んだことなども思い出し、最後の実習を楽しみながら主体的に取り組んでいました。