アドバイザー派遣【京丹後市立丹後こども園】

アドバイザー派遣の様子

 令和5年7月25日(火)
 丹後学園保幼小接続部会夏季研修会に呼んでいただきました。丹後小学校、宇川小学校、丹後中学校の先生方が参加され、午前中保育参観、午後研修会という日程でした。
 大変暑い中でしたが、雲梯や竹馬に挑戦する子がいました。友達を誘ったり待ったりする姿が見られました。

 テントの下では、色水作りに夢中でした。おろしたゴーヤを混ぜるときれいな黄緑色になることがわかり、色水を作りたかったようです。昨日作った色水が冷凍庫で凍らせてあり、それらも使ってジュース屋さんも始まりました。言葉のやり取り、物を介したやり取りがたくさんありました。
 終盤、色水を凍らせることとなりました。冷凍庫に入るだけ缶に入れます。それぞれが思い思いの容器に色水を入れているため、缶の中にうまく収まりません。入れ替えたり詰め直したり、子ども達が一生懸命考えて上手に収めることができ、明日以降の楽しみになりました。

 

 午後の研修会では保育を参観してのグループ協議、狩野アドバイザーによる講演が行われました。協議の中で、小と幼では接し方が真反対であること、遊びを発展させ、育ちを生かした指導を小学校でしないと低学年は面白くないなど、活発に意見交流されました。

 狩野アドバイザーから、「幼保小の連携について」と題して講演させていただきました。「遊びに没頭する姿から、何が育っているのかを見取ること、年長ではみんなで力を合わせるとこんなに楽しいんだ、という無自覚の学びが非認知能力につながること」などをお話させていただきました。
 園からは、「幼児期の教育の大切さについて小学校の先生に聞いてもらう機会となり良かった」と感想をいただきました。

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