7月26日(火)~29日(金)に、初任者・新規採用者研修共通「京の伝統文化体験」講座を実施しました。京都伝統工芸大学校の教授や学生の講義を受けたり、工芸作品の製作体験をさせていただいたりしました。講義や体験を通して感じたことを研究協議で深め、伝統や文化を尊重する教育活動について学びました。
【受講者の感想から】
◇難しそうな印象があったが、どんな印象・仕上がりにしたいかは好みに合わせていいと言っておられ、柔軟に受け継がれておられると感じた。正解に近づけることも大切だが、またやってみたいと思える活動が大切だと感じた。
◇「京の伝統文化」とは知識や理解を得ることを目的化してしまいがちだが、今の自分の生活とどのような関わりがあるのか、どういう思いでそれが作られてきたのか、この先自分たちはどのように関わり次の時代へつなげていくのかなど、深く理解していけるような指導をしなければいけないと思った。
◇日常のちょっとした文化や空間にこだわれるかという言葉が印象的で、伝統工芸品だけでなく行事食や郷土料理等もこだわって給食では出し続けていかないといけないと気付くことができた。変化していくものの中でも大切にすべきものがたくさんあることを体験を通して知ったので、まずは自分から京都の伝統や文化を大切にできる人になりたい。