初任者研修「中学校教科教育3」講座(2021/08/06)

8月6日(金)に、初任者研修「中学校教科教育3」講座を実施しました。各教科では、講義・演習や模擬授業を通して、単元構想や指導と評価の工夫等について学びました。

【受講者の感想から】
◇単元設定、指導と評価の計画、授業の実践を考える上で何を指導して、どのように取り組ませ、どのように評価をするか、一貫性を持って考えると授業の在り方がおのずとわかってくると感じた。しかし、その部分が不十分であると一気に何のための授業か、時間か、課題か、がぼやけてしまい、教師が迷走してしまう。そこに生徒を巻き込むことで誰にもメリットのない時間が生まれてしまうことがよく分かった。しっかりと芯を持って「何を指導したいか」を持って学習指導にあたりたい。(国語科)
◇二学期に向けて評価規準や評価方法について改めて研究する必要があると考えた。特に「思判表」と「主体的に学習に取り組む態度」をはかる方法については新年度がスタートする前から考えてはいたが、なかなかうまくいかないのが現状である。その中で多くの振り返りシートや先生からの助言でただ振り返り(感想)を書くのではなく、単元を貫く問いを意識した、思判表の視点が無いと書けないふり返りシートも考えたいと思った。(社会科)
◇今回の講義を聞いて今後実践したいことが3つある。1つ目はAll English。学んでいてもそれを聞いたり、話したりする機会がないと必要性を感じられないからである。2つ目は本文を読んだ上で自分の意見や考えをまとめる活動。ただ内容を理解するだけでは生徒たちの思考力は身に付かないと思う。「自分なら」「自分は」を考えさせ、交流する時間を作りたい。3つ目はペア活動の目的をしっかりと伝えること。何を評価するための活動かが全く考えられていなかった。今後はこの3つを意識した授業を展開したいと思う。(外国語科)

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