新規採用者研修「養護教諭2」講座(2022/06/21)

6月21日(火)に、新規採用者研修「養護教諭2」講座を実施しました。午前は、京都府薬剤師会学校薬剤師部会の立石 尚子 様と金森 諭希 様の講義・演習から、学校環境衛生の意義について学びました。午後は、綾部市立病院の高升 正彦 院長と看護師の先生方の講義・演習から、救急体制や救急措置、心肺蘇生法について学びました。

【受講者の感想から】
◇「養護教諭は学校にいる医療従事者」という言葉がとても印象的だった。児童生徒の状態をしっかり把握すること、状況を判断し医療に正しくつなぐ責任があるんだと改めて感じた。いつ、何が起きるか分からないとは日々思っているが、何かが起きたときにどのような対応が出来るか、応援を呼ぶ手順や声かけにはどんな方法があるのかを考え、必要に応じて対策ガイドラインの作成をすすめたい。
◇今回心肺蘇生法を何回も場面を変え、救急隊が来るまで実習したことで、実際対応した時のしんどさ、集まった人々に適切な指示を出す難しさを知ることができた。養護教諭だけでなく教職員全員が知っておかなければならないことなので、今回学んだ内容を校内研修などで先生達に知ってもらえるきっかけを作りたい。
◇学校における救急対応では、限られた資源等を適切に使用、活用できるように、校外学習等普段と違う場面においてもAEDの所在を確認しておくことが大切だと分かった。実際、心肺蘇生を人に実施した時のことを思い出し、冷静に落ち着いてできるよう日頃から備えておきたい。

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