1月27日(木)に、初任者研修「中学校教科教育6」講座を、各所属校においてZoomによるオンライン研修で実施しました。各教科では1年間の授業実践を報告や研究協議を通して振り返りました。2年目に向けた研修計画を構想し、教科指導力の向上への展望をもちました。
【受講者の感想から】
◇授業のデザイン力を磨くことの大切さを学んだ。単元構想の段階で身につけさせたい力を明らかにし、様々な学習活動を設定していく。その中でそれぞれの学習活動に対して生徒がどのように考え活動するのかをイメ
ージする事が大切だと考える。授業後に限らずそれぞれの学習活動での生徒の姿をイメージしながら今後の授業を行っていきたい。(国語科)
◇単元を貫く問いに対する答えを生徒に書かせる実践はどの先生もしているが、それが果たして生徒の学びの質的な高まりや深まりを見取るものとして機能しているかを考えさせられた。一度書かせた答えに対して、問い直しの機会をつくってこそ個々の学びの質を見取ることができるということに気付き、振り返りシートを改良する必要があると思った。(社会科)
◇どの先生にも共通していたのは「数学を通して何を身につけさせたいか」を考えていることだった。私自身も理解しているつもりだったが、授業を進めることばかり考えてしまっているので、改めて何を身につけさせたいかを考えながら授業したい。(数学科)
◇互いに実践発表をして様々なアイデアを得ることができた。授業にかける思いや、オールイングリッシュを意識していくべきなど、どの発表も熱い思いであふれていた。自分自身の授業を振り返ってまだまだ改善すべきところも見られたので、今回の研修で得たものを実践していきたい。(外国語科)