初任者・新採者共通「京の伝統文化体験」(2021/07/30)

7月27日(火)~30日(金)に、初任者・新規採用者研修共通「京の伝統文化体験」講座を実施しました。京都伝統工芸大学校の教授や学生の講義や、工芸作品の製作体験をさせていただきました。講義や体験を通して感じたことを研究協議で深め、伝統や文化を尊重することができる教育活動について学びました。

【受講者の感想から】
◇「私たちは未来がとても不安なんです。」という言葉に衝撃を受けた。「この体験はただ指導者に知識をつけるためでなく、日本の未来のために行っている。」とおっしゃったように、私たちの授業や発言によって後継者ができたり伝統を誇りに思う人が増えたり、本当に責任の重い職業だと改めて感じた。
◇伝統工芸や文化も視点を変え、地域性や教科内容から派生させることで、教育実践への十分な活用ができるのではないか。また、体験活動は教室での学び以上に感情表出があるので、上手く今後の指導に生かしていきたい。
◇どんな教材に関しても、こちらから「学びなさい」と子どもたちに押し付けてもよい学びにはならないことが分かった。子どもたちが自然と学びたいと思えるようにしかけるのがとても大切だと分かった。そして教師は、子どもたちから「やってみたい」という声が上がった時に対応できるように準備しなければいけない。

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