学校紹介
 

 9月28日(水)に京都産業大学情報理工学部の平井研究室などを見学させていただきました。
 訪問したのは情報科学科3年生「課題研究」情報科学・ラボ サイエンス研究チームに所属する5名です。毎年情報科学科にご講演に来ていただいている情報理工学部教授の平井先生にお願いして実現しました。
 実験住宅Ξ(クシー)ホームにおいて、ユーザインタフェース、人間の行動計測など、人間とコンピュータのつながりの研究の一端を知ることができました。「玄関でのプロジェクションマッピングによる情報表示」(写真1)、「スマート天井システム」(写真2)、「人工大理石透過型LEDタッチディスプレイ」(写真3)などを見せていただき、普段考えたことのないようなユーザインタフェースによって情報を伝えられることに感動しました。
 また、「人の向き・位置が計測可能な天井」(写真4)を見せていただきました。天井の模様の見え方により、人間の向き・位置が分かるというもので、人間の行動をコンピュータに取り込む一方法について学びました。
 さらに、ファブスペースにおいて、3Dプリンタやレーザーカッターでのモノ作りについて、実演も交えながら説明いただき、情報技術とモノとのつながりを実感することができました。
 情報科学科で普段学んでいることが、スマートなユーザインタフェースや行動計測、モノ作りにつながっていくとお聞きし、これから学んでいきたいことを色々考えることができました。

 

 9月21日(水)に大阪工業大学情報科学部情報メディア学科の研究室を見学させていただきました。
 訪問したのは情報科学科3年生「課題研究」情報科学・ラボVR研究チームに所属する4名です。昨年に続き、6月に講義に来ていただいた情報メディア学科教授の橋本渉先生にお願いして実現しました。
 4つの研究室を回って大学の先生方から研究について解説していただき、大学生や院生の方が開発中のマルチメディアシステムに関する研究成果を体験させていただきました。
 高校で今自分たちが勉強しているその先には、もっと広くて深い魅力的な世界が広がっているのだと実感することができました。現在取り組んでいる研究を完成させて、卒業後の進路に向けて準備を進めたいと思います。

 

 情報科学科3年生課題研究サイバーセキュリティ・ラボのメンバー10名が、916()に三和化工株式会社(本社)へ企業見学に寄せていただきました。 三和化工株式会社は、発泡技術のパイオニアとして新技術開発・新製品開発・新用途開発を日々追及し、世界に貢献されている企業です。製品である発泡体「京フォーム」は、新幹線・自動車・エアコン・コンピュータ をはじめ多くの分野に活用されています。
 
近年は、システム開発にも注力されており、自社でプログラムの設計・構築を行い、プログラマーの養成・採用に余念がないとのことです。1人が利用するモニターは47枚、またお菓子やオフィスドリンク完備など職場環境の充実化にも積極的です。
 
さまざまな部署を見学させていただき、詳しく説明をしていただきました。常に新しいことに挑戦されていることを伺い、大変感銘を受けました。今回の経験を将来の進路実現に向けて、いかしていきたいと思います。

見学させていただいたコンピュータ製作時の動画(三和化工株式会社YouTubeチャンネル)

三和化工株式会社のホームページ

 

 98日(木)に情報科学科1年生が京都産業大学カレッジインターンシップに参加しました。
 午前は情報理工学部教授の河合由紀子先生の模擬授業「Webサイトをプログラミングしてみよう!」を受講し、ネットワークの仕組みを学び、自分の手でホームページを作成して公開する方法について実習しました。午後は大学紹介や入試情報の説明があり、その後にグループに分かれて大学生の案内でキャンパスツアーを体験しました。
 広大なキャンパス内のさまざまな施設を紹介していただき、情報理工学部のファブスペースも見学することができました。
 まだ1年生ですが、情報科学科生として卒業後の進路選択を考えるよい機会となったと思います。

 

 9月7日(水)に情報科学科3年生「課題研究」情報科学・ラボのMac研究チーム4名が京都コンピュータ学院の前納一希先生の講義を受講しました。
 1学期から引き続き、今回で4回目となります。iPhone上で動くマップデータを利用したアプリケーション開発に取り組んでいますが、ハードルが高く全員が四苦八苦しています。
 2学期には中間報告と発表があるので少しでも先に進めるようにがんばります!

 

 8月22日(月)~23日(火)に令和4年度全国専門学科情報科研究協議会(東京大会)が東京都立新宿山吹高等学校で開催されました。
 この大会は毎年夏期休業中に全国の専門学科「情報科」を設置する高校の先生と生徒が参加し、日頃の授業や取り組みの研究発表を行っています。
 新型コロナの影響で一昨年度は中止、昨年度はオンライン開催でしたが、今年度はリアルでの参加ができました。
 情報科学科2年生4名が学科の代表として参加して、生徒実行部と情報科学科の活動について成果と課題を発表し、優秀賞をいただきました。
 他校生徒の発表を聞いたり、交流をしたりと貴重な体験ができました。
 来年度は京都大会が開催されますので、1年後はお迎えする側としてがんばります。

 

 岩手県立大学ソフトウェア情報学部主催のシミュレーション夏季集中実習が8月18日(木)と19日(金)の2日間オンラインにて開催されました。受講対象校は本校と山形県立酒田光陵高等学校の2校です。本校からは情報科学科3年生「課題研究」情報科学・ラボのシミュレーション研究チームに所属する2名が、校内の実習室と自宅の2か所から受講しました。
 内容は1学期から使用しているテキスト「エージェントベース・モデリングによる社会シミュレーション入門」の第10章を学習しました。シミュレーションソフトウェア「NetLogo」を利用して新型コロナウイルス感染症対策のシミュレーションモデルを作成しました。
 2学期は今回の集中実習を生かしてさらに研究を深めていきたいと思います。

 

 7月15日(金)に情報科学科1年生と2年生を対象とした京都産業大学情報理工学部の特別講義を本校視聴覚室とプレゼンテーション実習室で開催しました。
 1年生の講師には教授の平井重行先生を、2年生の講師には准教授の玉田春
昭先生をお招きしました。平井先生には「未来を見据えた情報科学分野の学び」のテーマで、玉田先生には「大学で何を学ぶのか」をテーマにお話しいただきました。
 高校で学んでいる「情報」が、どのように始まりどこへ向かっていくのか、学習と研究の違いはなにかなど、自分たちの現在の学びをさらに深めて、将来に視線を向けることのできる内容でした。
 将来のサイバーセキュリティ人材を目指して意欲を高めることができたと思います。

 

 713日(水)に情報科学科3年生「課題研究」情報科学・ラボのMac研究チーム4名が京都コンピュータ学院の前納一希先生の講義を受講しました。今回で3回目となります。
 現在はマップデータを利用したiPhone上で動くアプリケーション開発に取り組んでいます。
 これから夏休みに入り、進路に向けての活動も忙しくなりますが、2学期の中間報告を目指してがんばります!

 

 情報科学科3年生「課題研究」情報科学・ラボのVR研究チームには4名が所属しています。
 6月29日(水)には大阪工業大学情報科学部情報メディア学科教授の橋本渉先生と大学院生の山下知也様にお越しいただき、VR(バーチャルリアリティ)の紹介や開発に必要となるUnityに関する講義をしていただきました。
 大阪工業大学と本校は高大連携協定を結んでいて、授業を通してご指導いただいたり、大学を訪問・見学したりしています。今年度も橋本先生にお世話になり開発を進めていきます。
 2学期には研究室を見学のため訪問させていただく予定です。これから自分たちの作りたいアプリケーションの完成を目指してがんばります!

 

 6月24日(金)情報科学科3年生スーパープロフェッショナル・ラボ(コミュニケーション・ラボ(啓発活動))の8名が、京都府警察から高校生サイバー防犯ボランティア登録通知書を交付して頂きました。その後、自分達で考えた小学生向けの情報セキュリティ教材に関して、府警やメディアの方々から意見を頂きました。
 2日前のリハーサル時には、まるで息が合わず、場面のつながりも悪かったのですが、授業終了後、全員自主的に残って練習しました。その結果、高評価を得ましたが、有益なご意見も頂きました。
 今後改善を行い、啓発授業の実践を通して、小学生に分かりやすく伝えられるように、活動を進めていきます。

 

 610日(金)午後に3年生情報科学科課題研究コミュニケーション・ラボ(グローバル班)は、認定NPO法人アクセス様にてフィリピンから送られてきたフェアトレード商品の検品作業に従事しました。
 心のこもった手作りのグリーティングカードを丁寧に検品し、袋詰め作業を行いました。5月に事前学習として事務局長で理事の野田沙良様からフィリピンの社会事情やフェアトレードに関する講義を聴講しています。
 この貴重なボランティア活動の経験を通じて、生徒たちは社会問題を認識し向き合い、貢献できる喜びを感じました。

 

 情報科学科3年生「課題研究」情報科学・ラボのMac研究チームには4名が所属しています。今年度で3年目となる京都コンピュータ学院の前納一希先生に指導していただき、iPhone上で動くアプリケーション開発にチャレンジします。
 5月18日(水)には本校にお越しいただき、これからの予定の確認や開発機であるMacBook Proの設定、プログラミング開発基礎の講義を受けました。
 これまで学んできたプログラミングとは違った新たな方向性の開発を進め、完成を目指してがんばります!

 

情報科学科3年生「課題研究」の情報科学・ラボには6つの研究チームがあり、その中のシミュレーション研究チームとMac研究チームが5月11日(水)にオンライン会議に参加しました。
シミュレーション研究チームの2名は、岩手県立大学ソフトウェア情報学部の児玉先生と市川先生、芝浦工業大学システム理工学部の後藤先生から指導を受けます。同じ専門学科「情報科」の山形県立酒田光陵高等学校とも連携します。今年度のテーマは昨年度に引き続き「新型コロナウイルス感染症対策のシミュレーション」です。
Mac研究チームの4名は、京都コンピュータ学院の前納先生から指導を受けます。MacBookをプラットフォームとしてiOSアプリやWebアプリの開発を進めていきます。5月18日(水)には本校で対面の講義をしていただく予定です。
どちらの研究チームも、これまでのプログラミング経験を生かして新しい研究分野に取り組んでいきます。

 

 4月5日(火)、情報科学科2、3年生21名が京都府警察本部サイバー犯罪対策課様主催の「体験型ネットトラブル対策講座」を本校で受講しました。これはSNSで頻発する「自撮り被害」のトラブルを、安全なネット環境で疑似体験して対策を学べる講座です。当日はテレビ局や新聞社の取材があり少し緊張しましたが、知識だけではなく実習を通して深く学ぶことができました。
 情報科学科では、自分の安全を守るだけでなく周りの人たちの安全を守れる人になるために、情報技術やセキュリティ、モラルについて学んでいます。今日の体験を活かして将来の情報セキュリティ人材になるために今年度も頑張ります。

 

 2月1日(火)・3日(木)、情報科学科2年生がクラスごとに校内の情報セキュリティ競技会に臨みました。
 これは、情報セキュリティ技術を競う大会であるCTF (Capture The Flag) の入門編で、班対抗で問題に隠されたFLAGを探し出すものです。
 この競技会の管理・運営は、情報科学科3年生の課題研究(サイバーセキュリティ・ラボ)選択者が行い開催されました。
 熱戦が繰り広げられ、2年生は、日頃の学習成果を発揮して、真剣に取り組んでいました。
 この取組の成果を、情報セキュリティ意識や技術の向上につなげていきたいと思います。

 

 1月19日(水)情報科学科3年生が各々の課題研究の成果について発表しました。一年間、それぞれが興味を持った分野で、仲間と協力して行った研究は、大変やり甲斐のあるものだったと思います。各ラボとも、今までの知識や技能の集大成となった研究内容を一生懸命後輩に伝えました。2年生も成果発表を真剣に聴き入り、次年度の課題研究のテーマ選択を考える機会となりました。
 2年生には一層深い研究を行い、今年を超える完成度を目指してほしいと思います。

 

 1119日(金)に大阪工業大学情報科学部情報メディア学科の研究室を見学させていただきました。訪問したのは情報科学科3年生「課題研究」プログラミング・ラボVR研究チームに所属する5名です。6月に講義に来ていただいた情報メディア学科教授の橋本渉先生にお願いして実現しました。
 4つの研究室を回って、大学生や院生の方が開発中のマルチメディアシステムに関する研究成果を体験させていただきました。高校で今自分たちが勉強しているその先には、もっと広くて深い魅力的な世界が広がっているのだと実感することができました。
 高校生活も残り僅かですが、現在取り組んでいる研究を完成させて、卒業後の進路に向けて準備を進めたいと思います。

 

 11月17日(水)、情報科学科3年生スーパープロフェッショナル・ラボ(コミュニケーション・ラボ(啓発活動))8名が、高校生サイバー防犯ボランティアとして、先々週の竹田小学校に続き、出前授業に行きました。
 2回目ということもあり少し慣れてきたのか、周りを見る余裕もできてアドリブも出るようになりました。今回は5年生対象でしたが、次回は4年生に授業を行います。
 一生懸命聞いてくれる小学生達に、わかりやすい授業を心掛けてこれからも努力します。

 

 11月5日(金)、情報科学科3年生スーパープロフェッショナル・ラボ(コミュニケーション・ラボ(啓発活動))8名が、高校生サイバー防犯ボランティアとして、小学校に出前授業に行きました。
 今年のオリジナル寸劇は「桃太郎」と「小学生SNS」の2本です。セキュリティクイズは、某クイズ番組を参考に、一文字ずつグループで答えてもらう方式に変更しました。少し難しかったかもしれませんが、合っても間違っても、笑顔が溢れました。
 竹田小の5年生は皆、スマホやネットのことをとてもよく理解していて、意見がたくさん出ました。
 最後に、アイスブレークで勝ち残ったクラス代表に「情報マスター」の賞状を手渡しました。
 これからのネット社会を創っていく高校生と小学生が、一緒に楽しく勉強する有意義な時間を過ごしました。

 
 
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