学校設定科目SPL「スーパープロフェッショナル・ラボ」のプログラミング・ラボにはシミュレーション研究チームがあり、情報科学科3年生7名が所属しています。
今年度も岩手県立大学ソフトウェア情報学部の後藤先生と市川先生から指導していただき「AIによる現実の人間の動きのシミュレーション」を研究することになりました。
今年のテーマは「新型コロナウイルス感染症対策のシミュレーション」です。昨年の「災害時の避難についてのシミュレーション」に引き続きタイムリーなテーマとなりました。
同じ専門学科「情報科」がある山形県立酒田光陵高校と東京都立新宿山吹高校と連携して研究を進めます。
6月17日(水)にはZoomによるリモート会議で顔合わせを行いました。今後もリモートでの講義や交流を予定しています。
リモート方式や新しい研究分野がとても興味深く、今後が楽しみです!
起業創造科・企画科・情報科学科の生徒実行委員7名が、台湾の台北市立士林高級商業職業学校(以下、士商)の生徒35名とオンライン交流を行いました。
士商とは現在、姉妹校提携の準備を進めていますが、この状況でお互いの訪問交流ができない中、「今できることを!」と考え、この交流が実現しました。
事前に英語の自己紹介や学校紹介を考えてメモしている人や、画面に映すための資料を作っている人も!
通信状態が悪い時もありましたが、家にいながらにしてできる国際交流を、楽しむことができました。(写真は士商側から見た交流の様子です)
<参加生徒の感想(一部)>
・アニメという共通の話題があることにとても嬉しさを感じました。
・準備することが英語力を鍛えることにつながると実感しました。
・人生で初めての外国人との交流ということでとても緊張しました。最初は50分の使い道も分からなかったけれど、実際はあっという間に過ぎていくほど楽しく、とてもいい経験になりました。
・すごく日本のことをよく知ってくれていた。次は台湾のことをもっと調べて臨みたいです!
みなさん、こんにちは。私たちは情報科学科の生徒実行委員です。
情報科学科のさまざまな取り組みを企画したり実践したりしています。その中の一つに毎月の活動内容を報告する広報誌の発行があります。昨年度は印刷したものをクラスで配布していましたが、今年度からはホームページにアップする形に変更してリニューアルを実施しました。
4月号は休校中のため発行できませんでしたが、これからは毎月末にアップしていく予定です。
情報科学科の生徒や保護者の方々はもちろん、いろいろな人に見ていただければうれしいです。よろしくお願いします。
2月1日(土)、社会・経済構造の変化に対応する真の職業人(スペシャリスト)育成を目指し、「スペシャリストネットワーク京都」の指定を受ける専門学科や総合学科を持つ府立高校6校の合同発表会が、綾部市の京都府総合教育センター北部研修所で行われました。
本校からは、生徒実行委員(起業創造科・情報科学科)やデパート生徒代表取締役(企画科)が参加し、地域協働やSPHをはじめとする、学校内外での活動を報告しました。
1年生から3年生まで、3学科がリレー形式で発表するのは、実はとても珍しい光景です!
発表会では、工業や農業、水産といった、日頃詳しく知る機会がない各専門分野の取り組みも聞けたほか、「社会で求められるコミュニケ―ション力」についての講演も聞くことができました。
高度情報化社会と言われる現在、インターネットを使った情報のやりとりが人と人、企業と企業。国と国をつなげています。これからも、ますます情報技術は発展していくでしょう。情報科学科は高い技術と深い知識とともに確かな情報倫理を身につけた、次世代社会のリーダーとなるための基礎を学習します。
情報科学科は、将来、身につけた情報技術を生かして社会で活躍する人を育てます。 そのために、1年生のうちに、基礎的な知識や技能を習得します。2年生では、それを発展させ、ペアやチームでうまく協調して問題解決を行う演習を行います。3年生では、各自が課題を設定して学習する課題研究や今までの知識・技能を駆使して、チームで作品を作り上げるネットワークシステムなど、より総合的な科目を設定し、実践的な力をつけます。3年間を通して、コミュニケーション力や倫理観を高める取り組みも行っています。
情報科学科は、特色のひとつでもある「情報技術」に関する専門的な知識や技術を習得します。スマートフォンやPCタブレット・コンピュータなど情報ツールは多様化していますが、いずれもがプログラムによって動いています。「こんな機能があればいいな」「こんな動きをすると楽しいな」アイディアが浮かんだら、アルゴリズムを考え、プログラムを組んで、実際に動かしてみる。思い通りに動かせた時は、気分爽快!このような学習は、プログラムの出来を競う様々なコンテストや難関資格の合格につながり、さらにはその実績が進路決定にも役立ちます。
半日をかけて、徹底的にプログラミングを行う校内のイベント。授業で学んだことがどれだけ自分の力になっているかを確認するには最適です。個人とチームで行う日があり、皆楽しみながらも真剣に競います。
会津大学が主催する全国規模のプログラミングコンテスト。予選は3時間、本選は4時間で10問に挑戦し、速さと正確さを競います。写真は、予選風景と2013年本選出場を果たした時のものです。
今の学習が繋がる先を理解するために、情報科学の先端研究を行う大学、研究機関や企業に見学・実習に出かけます。実際に見聞きし、実習を行い、コミュニケーションをとると、自分の将来が見えてきます。
情報科学科では、情報系・通信系国家資格の取得を目指します。そのために、まずは、一般利用者を対象とした、「P検」で、総合的なICT 活用能力をはかり、次に、専門技術者向けの国家資格に挑戦します。初歩的な知識技術を問う「ITパスポート試験」や情報技術の実用的資格である「基本情報技術者試験」の取得を目指して、土曜日や放課後も活用した資格補習を充実させ、受験のサポートを行っています。これらの高度資格の学習と並行して、授業では英語や理数科目を充実させ、基礎学力を高めることで、高い進学実績を上げています。
「プロフィシエンシー」とは、知識や技能を現実の状況に応じて発揮する能力のこと。P検はビジネスシーンで要求される、ICT活用に関する知識や技能、問題解決力に至るまで、幅広く網羅している資格試験。級によって、タイピング、一般知識、ICTを活用した問題解決、実技などで構成されている。