夏休みを前に、平和学習を実施しました。
終戦後満州からの引き揚げを経験された黒田さんから、当時の様子を聞かせていただきました。

以下児童の感想です。
・開拓団としていつ死ぬか分からない中日本に戻ってこられて、すごい経験をされていることが分かりました。まだ子どもなのに鉄かぶとを使ってご飯(コーリャン)を炊いていてすごいと思いました。また、弟と生き延びられてすごいと思いました。黒田さんは一日一日を大事に生きられていたので、わたしもこれから一日一日を感謝して大事に過ごしていきたいです。
・今までお腹いっぱいで死にそうや、病気になったら薬がもらえてあたり前みたいになっていたけれど、戦争の大変さや悲惨さなどを知って、今の生活はすごくめぐまれていて、友達や家族と安心して過ごせることもあたり前ではないことが分かりました。お父さんやお母さんがいてくれたからこそ、今の自分があることがすごく分かりました。
・戦争は自分に関係ないと思っていたけれど、今でも戦争をしている国があったり、前の戦争のことで悲しんでいる人がいる。昔のことではなく、戦争は今も続いていることが分かりました。命の大切さや人との出会いの大切さが分かりました。
児童にとって本当に多くの学びがありました。お話を聞かせていただいたことをきっかけに、平和について今後もみんなで考えていきたいです。ありがとうございました。