1 趣旨
本校は令和6年度より「食に関する指導充実事業実践中心校」に指定され、教科の指導や家庭・地域社会と連携をしながら、学校における食育を円滑に推進するための研究を行っています。
本校の児童が食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付け、生涯にわたって健やかな心身と豊かな人間性をはぐくんでいくための基礎が培われるよう、この事業を通して、栄養のバランスや規則正しい食生活、食品の安全性などの指導や自然の恩恵・勤労などへの感謝や食文化などについての指導の充実を図っています。
2 実施期間
令和6年4月1日から令和9年3月31日まで
3 研究内容
・児童の実態把握、取組の評価の方法を明らかにした食に関する指導の実施
・地域の専門家(農業者、漁業者、料理人等)等と連携した実践型食育の取組の実施
・伝統的な京都の食文化や和食を取り入れた学校給食の実施と指導
・朝食喫食状況の向上を目的とした取組の実施
・地場産物等地域の特色を生かした学校給食の実施と指導
4 研究主題
豊かな心をもち 自ら考え行動できる 児童の育成
~主体的に健康な食生活を送ろうとするそのべっ子を目指して~
5 研究推進体制
地域・家庭・学校・給食調理場・関係部署等が連携し、生産者との交流や栽培体験をしたり、和食や伝統食、行事食を給食に取り入れたりすることで、子どもの食文化に対する興味・関心を高め、郷土愛や食べ物を大切にする心、感謝の心を育成する。
6 取組効果の普及
・食に関する授業などの実践内容を近隣の小中学校へ公開(南丹市内小・中学校、府内実践中心校)
・給食だよりの発行や学校ホームページ等を通して、学校や地域へ情報
7 期待される効果
・教科横断的な指導の実施により、食への興味関心の向上および、教科学習の深い学びにつなげるこ
とができる。
・健康で健全な食生活に関する知識の向上ができる。
・地場産物についての知識を深め、地域への愛着や感謝の気持ちを育成できる。
・給食残食率を改善することができる。