3学期始業式

1月8日(金)に、3学期始業式が行われました。式では、校内放送にて校長先生からお話がありました。一部抜粋します。

①新型コロナウイルスの感染が益々拡大しているので、3学期も感染症対策をしっかり行っての学校生活となる。その中で、「正しく怖がる」ことを実践してほしい。「正しく怖がる」とは、リスクを抑えるポイントを身につけているということである。例えば、ライオンの調教師が檻の中で襲われないのは、「少し離れて接し、隙を見せないよう注意する」ということを実践しているからである。これを学校現場でのコロナ対策に置き換えると、昼食時や部活動時に、「昼食時はおしゃべりをしない、マスクをすることが困難な運動中なども話をせず、話すときはマスクをするか2メートル以上のディスタンスをとる」ということを実践するということである。

②移り変わりが早い社会を生きるみなさんに是非伝えたい言葉がある。それは「人生は常にこれから」ということである。交通事故で右腕を失っても懸命な努力で自身の夢を叶えた伊藤真波さんは、まさにそういう思いで生きておられる。その姿勢は、私たちに生きる勇気を与えてくれるように思える。誰にでも悩みはあるが、「自分の人生は自分で切り開く」という姿勢で人生を歩んでいってほしい。

③3年生は、「まだまだ伸びる」という言葉を信じてほしい。特別なことは必要ないので、日々平常通り、試験の前日まで粛々と勉強に励んでほしい。1,2年生は、1年間のまとめである3学期に、1年間の成長を自ら検証してほしい。成長とは出来ないことが出来るようになること、そして階段を一つ上がり、今までと違う景色が見えることである。