体育祭を実施しました

9月22日木曜日、延期になっていたとこのは祭体育の部(体育祭)を実施しました。

9時からグランドで開会式を始めた途端、無情にも雨が降り出し、一時中断せざるを得なくなりました。
雨雲レーダーの情報を確かめながら、教員と体育委員会の生徒たちで「なんとかこの体育祭を実施することはできないか」と検討し、雨が落ち着いてきた時を見計らって体育委員や運動系クラブの生徒たちで協力し、グランドの水取りを行いました。

体育委員の頑張りによって、グランドはなんとか復旧でき、プログラムを編成し直して体育祭を再開しました。

ようやく再開した体育祭。待機していた生徒たちのエネルギーがようやく発揮される時です!個人種目3種類とクラス対抗リレーのみの実施でしたが、その代わりに1つ1つの競技に全力投球!各クラスで円陣を組み、クラスで一致団結していました。

また、今年度も放送部の皆さんによる実況中継と音楽の放送がありました。
グランドを活気づけ、時折笑いを誘う実況で、さらに体育祭は盛り上がります。

体育委員会は競技中も忙しくグランドを駆け回ります。
競技が終わるとその都度グランドを整備したり、ラインを引き直したり、次の競技の準備をしたり。

テキパキと動き回り、円滑に体育祭を進行してくれていました。

クラス対抗リレーは、やはり一番の盛り上がりをみせ、どの学年も白熱した戦いでした。リレー走行前、「緊張する」「大丈夫かな・・」と不安な表情の選手たちも、いざトラック内に入ると顔つきが変わります。
特に3年生はクラス対抗リレーに懸ける思いは大きく、3年間の思いを全て出し切った真剣勝負になりました。

雨で短縮を余儀なくされた体育祭でしたが、体育委員会や各クラブ部員の生徒たちの頑張りにより開催できた体育祭。
準備から、後片付けまで全校生徒のために頑張ってくれてありがとう。

体育祭終了後、3年生が「全部終わっちゃったね」「寂しいね」とつぶやく姿がありました。
3年生はコロナ禍とともにあった高校生活。この3年間の行事は何一つとして「例年通りの実施」ができなかったかもしれません。しかし、そんな状況を受け止めながら、楽しみをみつけ、輝いていた姿がありました。
みなさん、お疲れさまでした。またいつもの日常で一人一人の輝きを見せてください。