サマーセミナー「地理地学巡検」

7月28日、表題サマーセミナーが実施され、1-2年生28名が参加しました。

コースは、丹後半島一周(天橋立・伊根・屏風岩・琴引浜・郷村断層)です。

巡検の楽しみのひとつは、車窓からの景色を見ながら解説を聞くことです。

 天橋立に到着し、運よく小天橋(廻旋橋)が廻るタイミングに出くわしました。廻旋橋とは、船舶通過時に90°回転する橋です。天橋立では、環境省名水百選「磯清水」や植生について学びました。 

 伊根が地元である参加生徒が中学生の時の経験を語ってくれました。現地で「生きた経験」を聞けることは、巡検の醍醐味のひとつです。 

 琴引浜では、グリーンタフや生痕化石など貴重な大地や生物の過去の活動を観察しました。参加生徒は、巡検の雰囲気にも慣れ、担当教員に質問できるようになり、多くの質問が出ていました。

 琴引浜で、参加生徒全員で記念撮影を撮りました。

郷村断層(小池地区)では、地表地震断層を観察しました。

天候はよいものの、酷暑にもかかわらず、生徒は一日元気に活動することができました。

参加生徒のレポートからは、実際に現場に足を運び、「地理」や「地学」の教科書に出てくる地形や岩石などを観察することの大切さを実感している様子が伺えました。