平成28年7月9日(土)、内閣府が主唱する7月の「青少年の非行・被害防止全国強調月間」に併せて京都府青少年育成協会が実施された「青少年の非行・被害防止全国強調月間」in KYOTOに、本校生徒会本部役員10名と吹奏楽部が参加しました。
京都マルイ1階ピロティで行われたセレモニーでは、京都府知事等のメッセージに続き、本校生徒会長の川田真帆さんが高校生を代表して、SNS等の危険性・依存性に関連し情報モラルを高めることの重要性や違法薬物根絶への決意に触れながら、非行防止のための環境づくりに向けたメッセージを述べました。
その後は、本校生徒会本部役員が、京都ハンナリーズの選手らとともに、四条河原町の交差点でチラシ等の啓発物品を配布し、非行防止に関する呼びかけをしました。
併せて行われたミニコンサートでも、本校吹奏楽部が買い物途中の多くの皆さんに爽やかな音色を届け、活動の盛り上げに大きな役割を果たしました。
5月18日(水)、台湾より天主教永年高級中学校の生徒39名と引率教員2名が来校されました。
一行は10時30分頃に到着され、本校3年生京都文化コース(3年3組)の生徒が英語授業の一環として歓迎セレモニーに臨みました。セレモニーでは、校長による歓迎あいさつや両校からの記念品交換の後、生徒を代表して実原由依さんが英語で歓迎のスピーチをし、有志生徒が「伝統文化」の一端として「弓道の試射」や「落語」を披露しました。また、天主教永年高級中学校も、生徒代表がフルート演奏と演武披露でこれに応えられました。その後、4限は英語と芸術(音楽・書道・美術)の各教科に分かれ、1年生の生徒とともに授業を受けました。「英語」の授業では折り紙を通してコミュニケーションを図ったり、音楽では「ふるさと」を英訳しながら合唱、書道では書道体験、美術では七宝焼き体験を通して交流を図るなど、それぞれに工夫を凝らした教材を用い、楽しく充実した授業となりました。
また、昼休みは、野球部や女子バレーボール部の生徒たちとともに食事をとり、短時間のうちに意気投合して和やかな時を共有しました。
午後は、2年生京都文化コース(2年3組)とともに、上御霊神社とその周辺のフィールドワークにでかけ、現校地(鞍馬口校地)周辺の歴史等をともに学びました。本校帰着後は、茶道部による呈茶で癒しのひと時を体験し、午後3時30分過ぎ、多くの生徒の見送りを受けて本校を後にされました。
授業体験の共有等を通して、両校生徒の交流が図られ、実り多き1日となりました。

