平成28年11月14日(日)、京都外国語大学森田記念講堂において開催された「平成28年度きょうと薬物乱用防止行動府民会議総会-麻薬・覚醒剤乱用防止運動京都大会-」に生徒会本部役員5名と軽音楽部部員10名が参加しました。
京都府知事(代読:山内副知事)並びに京都市長(代理:藤田副市長)の挨拶で総会が始まり、続いて、厚生労働大臣等感謝状の贈呈がありました。その後、「さらば、哀しみのドラッグ...夜回り先生、いのちの授業」と題して花園大学客員教授の水谷修氏による基調講演があり、休憩をはさんで薬物乱用防止ラジオシンポジウム(公開録音)が実施され、本校からパネリストとして生徒会会長の近藤奈央さんが参加しました。11月20日(日)KBS京都ラジオで12時から13時の時間帯にオンエアーされます。
基調講演では、夜回り先生こと水谷先生の実体験に基づいた話があり、薬物乱用によって命を落とした男子高校生のことや、売春に手を染めてHIVウイルスに感染し、エイズを発症して亡くなった女子高生のことを鬼気迫る口調で参加者に語りかけられていました。
KBS京都ラジオの公開録音となったシンポジウムは、KBSのアナウンサー2人がパーソナリティを務め、大学生、高校生各5名と水谷先生をパネリストに進められました。大学生と高校生がそれぞれの薬物乱用防止に関わる経験や思いを語り、最後に近藤生徒会長が意見を述べてシンポジウムが終了、最後に「NO DRUGS KYOTO 2016宣言」を京都学国語大学3回生の小坂田翔吾さんが宣言しました。
また、基調講演の途中には、軽音楽部の女子生徒に対して、水谷先生から「制服をしっかりと着こなしているので、薬物の売人に声をかけられることはない。」とお褒めの言葉をいただいていました。
1学期終業日となるこの日、京都府上京警察署等と連携して定期的(原則、毎月20日)に実施している「登校時の交通安全指導」を行いました。今回は、自転車安全利用推進員に委嘱されている男子バスケットボール部と水泳部に所属する生徒が、生徒通用門を含む6カ所のポイントで、登校する生徒に対し交通安全の注意喚起を行いました。
また、終業式に先立ち、全校生徒が同署交通課の方より、自転車走行を中心とした交通安全の実践と自転車施錠徹底に関するお話をうかがい、交通安全や防犯に対する意識を新たにしました。
放課後には、同署交通課に加えて京都府府民生活部「安心・安全まちづくり推進課」の協力も得、男子バスケットボール部・硬式野球部に所属する計20名の部員が『自転車安全利用推進員講習会』を受講しました。既に「自転車安全利用推進員」の資格を得ている生徒たちとともに、地域の交通安全の実現に貢献してくれることを期待しています。
平成28年7月9日(土)、内閣府が主唱する7月の「青少年の非行・被害防止全国強調月間」に併せて京都府青少年育成協会が実施された「青少年の非行・被害防止全国強調月間」in KYOTOに、本校生徒会本部役員10名と吹奏楽部が参加しました。
京都マルイ1階ピロティで行われたセレモニーでは、京都府知事等のメッセージに続き、本校生徒会長の川田真帆さんが高校生を代表して、SNS等の危険性・依存性に関連し情報モラルを高めることの重要性や違法薬物根絶への決意に触れながら、非行防止のための環境づくりに向けたメッセージを述べました。
その後は、本校生徒会本部役員が、京都ハンナリーズの選手らとともに、四条河原町の交差点でチラシ等の啓発物品を配布し、非行防止に関する呼びかけをしました。
併せて行われたミニコンサートでも、本校吹奏楽部が買い物途中の多くの皆さんに爽やかな音色を届け、活動の盛り上げに大きな役割を果たしました。