令和3年度全国高校生伝統文化フェスティバル(伝統芸能選抜公演)が、12月12日(日)に京都コンサートホールで開催されました。

 伝統芸能にいそしむ全国レベルの高校生が集うこのフェスティバルに、本校の生徒会が「おもてなし隊」として参加しました。

 第10回を迎える今回は、リモーも交えての開催で、全国から8つの代表高校が見事な演目を披露し、その舞台で、本校生徒が、大会副委員長としておもてなし隊の紹介をしたり、演目を終えた各高校にインタビューをしたりと活躍し、また、大会の運営面でも、スタッフとして「おもてなし」を実践してくれていました。

 京都の6つの高校生で構成された「おもてなし隊」は、「チームおもてなし隊」として、学校を超えた繋がりでチームワークの良さを発揮し、笑顔にあふれる素晴らしい一日を演出してくれました。

 
 
 

 12月11日、3年生が後輩向けプレゼンテーション「学びのバトン」を実施しました。

 オープニングは、3年生の代表生徒6名が2年生全員に講堂において、パネルディスカッション形式で、自らの希望進路実現までのエピソードや努力した点、後輩へのメッセージを語ってくれました。

 先輩から受け継いできた「鴨沂高校で得た自分たちの学び」を、後輩たちにバトンとして受け継いでいく!

 そんな思いを込めて実施された今回の探究学習。

 講堂でのポスターセッションの後は、2年生ホームルーム教室での3年生代表生徒12名の口頭発表、また、3年生ホームルーム教室と講堂会場では、3年生約200名が前半後半に分かれてポスター発表を行い、2年生を中心とした観客に向けて、自分の進路に対する思いや苦労した点、後輩へのアドバイスを語ってくれました。

 3年生の「直接の声」を聞き、2年生も改めて自分自身を見つめ直す機会となり、進路に向けてじっくりと考える1日となりました。

【以下に生徒の感想を掲載します】

・自分の夢を他の人に話すことで話すのは少し恥ずかしかったけれど、話してみるとスッキリしました。頑張ろうと思えました。

・人に伝えることの大切さを改めて感じました。

・人それぞれの進路選択があるとわかった。自分と全く違う進路選択をした人の話を聞くのは面白かった。

・2年生に自分の思いを表明することができてよかったし、自身のモチベーションにも繋がった。

・2年生と色々話しができた。 同じ夢を持つ同士で話が出来て良かった。

・目を見ながら聞いてくれる人が多くて嬉しかったから、人の目を見ながら聞くこと話すことは大事なんだなと改めて気付くことができた。

・自分の将来の夢について語ることで、自分の進路を見つめ直せたし、他の人の進路についても知ることができたと思う。

・自分の将来について気になる人なんて居ないと思っていたけど、沢山聴きに来てくれて嬉しかった。

・時間をうまく使うというのは難しい事だと思いました。もっと上手にプレゼンができるようになりたいです。

・友達と話すことと、「公的」に話すのではだいぶ心持ちが違うので、緊張した。いい経験になった。

・後輩に伝えたいこと、思いを全てぶつけたので、これから頑張って欲しいなと思った。

 このように感想にも書いてくれていて、3年間の探究活動の集大成として2年生にしっかりと"バトン"を渡してくれた時間となりました。

 
 
 

 第1学年が「文化体験プログラム」を実施しました。

 第2回目めとなる本日は、11講座に分かれて、華道体験・着付け体験・食文化体験(京料理)・食文化体験(和菓子)・茶道体験・工芸体験(七宝)・歴史文化体験(京都市歴史資料館)・歴史文化体験(京都府京都文化博物館)・歴史文化体験(京都市京セラ美術館)・歴史文化体験(京都市平安京創生館)・歴史文化体験(京都学・京都歴彩館)の講座が実施されました。

 今回も「ホンモノ」の体験をさせていただき、その奥深さを感じるとともに、初めての体験を和気あいあいとした雰囲気の中で経験する、笑顔あふれる一日となりました。

 
 
 

 12月9日(木)昼休みに「吹奏楽部」、12月10日(金)昼休みに「ダンス部」が、講堂においてクリスマスコンサートを開催しました。

 オープニングから、客席の拍手に包まれて、講堂の舞台の上で、それぞれに、本当に見事なパフォーマンスを見せてくれました。

 生徒会のクリスマスイベントの企画の一つとして開催されたコンサート、次回は12月20日に軽音楽部のコンサートが予定されています。

 

20211206 raionnzu.jpg 令和3年度、第27回京都ときわライオンズクラブ「私のSDGs」環境保全高校生論文コンクールにおいて、本校生徒4名が賞を受賞し、ライオンズクラブの方が本校を訪問され、授賞式が実施されました。

 コモンホールにおいて、京都ときわライオンズクラブの会長様より賞状が授与され、受賞者は笑顔で賞状を受け取っていました。

 今回受賞した4名の受賞作品名等を以下に掲載します。

【受賞作品のタイトル等】

京都市長賞:作品名「もったいない」が繋ぐ命のバトン(3年生)

京都府教育委員会教育長賞:作品名「日本の木を生かす」(3年生)

京都ときわライオンズクラブ会長賞:作品名「割箸から学んだこと」(2年生)

                :作品名「プラスチックの需要と抱える問題」(1年生)

 
 
 

 後期生徒会役員のメンバーが、クリスマスイベントとして、昇降口にクリスマスツリーを設置してくれました。

 後期役員は21名。12月には、クリスマスイベントとして、ダンス部、吹奏楽部、軽音楽部のクリスマスコンサートも予定されています。

 たくさん楽しい思い出が出来た2学期。今年も残りわずかですが、この「輝きの瞬間(とき)」を大切に頑張りましょう!

 
 ICT公開授業を開催しました! 【 2021/11/19 】
 
 

 10月19日(金)本校においてICT公開授業を開催いたしました。

 5限「公開授業」、6限「研究協議」というスケジュールでご案内をさせていただいたところ、本当に多数の先生方、事務職員の方々、教育委員会関係の方々の御参加をいただき、実施することができました。

 多くの方にご参観いただき、生徒も緊張した部分もあったようですが、新たな学びの広がりを感じ、また研究協議で活発な意見交換をしていただき、本当に有意義な時間となりました。

 これからも、意見交流を続け、さらに学びを深めてけたらということを強く感じた一日となりました。本当にありがとうございました。

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【開会にあたっての「校長先生の挨拶」を掲載します】

 みなさん、こんにちは。

 さて、今年も、11月下旬近くとなり、来週ぐらいから、クリスマスツリーが飾られるのでしょうか。今年も、大変な日々が続き、特に8月下旬に緊急事態宣言が出されてからは特に大変でした。しかし、各校においても、生徒たちは、そのような状況の中でも、協力して学校生活を送ってきたことと思います。

 9月末で解除されてからは、多くの学校で、学校行事が開催され、研修旅行を行なった学校も多いと思います。行事を行なうことで、生徒たちが元気になり、笑顔が増えたことを実感した日々でした。生徒が学力をつけ、人間的に成長していくためには、学校での、学習、部活動、学校行事の一つが一つが大切であると思いました。本当に日々、お疲れ様です。

 本校におきましても、BYODについても、「チーム鴨沂」でここまで進めてきました。日々、手探り状態ですが、しかし、想像以上に、生徒たちにとって、自分のタブレットを持って、学校に来て、そして、授業やさまざまなことに使用するのは、むしろないよりも自然な状態であると実感します。生徒アンケートでも、「勉強がしやすくなった」「モチベーションが上がった」というのから、また、「授業がハイテク化したみたいでよかった。」という意見もありました。あるところに、「生徒たちは未来から預かっている留学生のようなもので、将来、情報端末を自由に使っていく世界で生きる必要がある。」と書いてありました。導入に際しては、今までにない新しいものを導入するのに、今までの価値観を見直さないといけない必要があり、本校においても、できるだけ、楽しい雰囲気、わくわく感を大切にしてきました。その気持ちを、BYOD BOOKにも反映させました。

 そんな明るい雰囲気で進めているのが、鴨沂スタイルですが、本日のこの研究協議で、さまざまな御意見をいただおっきー短足(HP用).jpgくことができれば、今後のさらなる改善に進めていくことができると思います。来年から全校導入が始まりますが、こんな時だからこそ、府立学校全体で、一体感をもって進めていくことが大切だと思います。

 本日は、よろしくお願いします。

 
 生徒会役員(後期)の認証式 【 2021/11/12 】

20211112 ninnsyousiki.jpg 生徒会本部役員及び生徒会役員の認証式を実施しました。

 先月実施された生徒会の後期役員選挙で認証された本部役員(会長・書記長・会計長)とともに、生徒会役員もそろい、笑顔で認証証を受けました。

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【校長先生の「認証式」の挨拶文を掲載します】

 みなさん、こんにちは。
 本日は、この昼休みに集まってもらい、ありがとうございます。
 本日、会長をはじめ、21名のみんなに認証書を渡しました。
 多くのみんなが生徒会に手を挙げてくれて、参加してくれたことをとてもうれしく思います。

 この秋の文化祭は、再延期した形で実施でき、あのように素晴らしい文化祭となったのも生徒会の頑張りがあったからだと思います。中庭のパラソルも最高でした。

 また、七夕飾りもよかったですし、一人一人がこの鴨沂で、学習、学校行事、部活動に全力で取り組み、充実した学校生活にしようという思いが強いのがとてもたのもしいと思います。まさに、「いま、輝きの瞬間」なのだと思います。 この火曜日、本校で実施しました『伝統フェステイバルおもてなし研修』においても、皆さんは、リーダーシップを遺憾なく発揮してくれました。講師の柳井先生が、後で、「鴨沂の生徒さんは、溌剌としていて、人間的にやさしく、とてもよいですね」と言っておられました。素晴らしいことです。

おっきー短足(HP用).jpg 是非、これから、「チーム鴨沂」「チーム生徒会」で、みんなの力で、よい生徒会にしてほしいと思います。みなさんの活躍を楽しみにしています。よろしくお願いします。

 
 
 

 11月1日(月)の1年生に引き続き、本日(11月10日水曜日)も、佛教大学副学長の原清治先生に、本校に来ていただきました。

 本日は、2年生対象。「進路について」という演題での進路講演会です。

 この学年は昨年、1年生の9月にも原先生のお話を聞かせていただいていて、約1年ぶりに原先生に再会させていただいたということもあり、講演会場の講堂に原先生が入ってこられ、話し始められる前から会場には笑顔と温かい雰囲気があり、先生が話し始められると、頷きながら、先生に会釈する生徒も見受けられました。

 本日は、本校に来ているインターンシップの大学生も聴講していて、その大学生を急遽、原先生の隣に招いて、その大学生3名とのやりとりの中で「これからの進路に向けて必要になる力」を、実演から伝えられるなど、「話術の引き出し」を幾つも持っておられる原先生のお話とお人柄にどんどん引き込まれていきました。

 お話しは、これからの時代に必要な「21世紀型の学力」や「探究学習」の話題となり、ぐっと身を乗り出し、表情を引き締めて聞く生徒たちを、時には軽妙な笑いも交えて「自分ごと」として生徒の心に届けていただき、2年生11月という、高校生活の、希望進路に向けた本格的スタートの時期に、大きな原動力を与えていただく講演となりました。

 講演の最後には、3名の生徒を前に招いてマイクで「自分の夢」を語る場を作っていただき、3名がしっかりとした言葉で、学年のみんなの前で宣言して、本日の進路講演会の1時間があっという間に終演となりました。

 当日は保護者の方もご参加いただき、受付等もお世話になり本当にありがとうございました。

 

20211110 housoubu.jpg 本校の放送部が、11月7日(日)京都文教大学で開催された第38回京都府高等学校総合文化祭「放送部門(朗読)」で、2位・4位入賞を果たしました。

 本日、この大会で入賞した2名が校長室を訪れ、校長先生に笑顔で受賞の報告をしてくれました。

 2位になった生徒は、来年、和歌山県で開催される第42回近畿高等学校総合文化祭への出場権も獲得し、重ねての喜びを語ってくれました。