8月31日(水)に寮生は2学期の始業に向け、全員帰寮し、寮生活を再開させました。1寮生は、規則正しい生活習慣の確立や学習習慣の定着を目指し、2寮生は進路活動や部活動、資格取得などに励み、充実した寮生活を送ってくれることを期待しています。
7月7日(木)に寮内の大掃除を行いました。1学期を気持ち良く終え、2学期を気持ち良くスタートさせるために、公共の場所や自室の掃除を隅々まで行いました。たっぷり時間をかけて掃除をしたことで、寮内がとてもきれいになりました。
5月16日(月)に寮生を対象に避難訓練を実施しました。地震が発生し、食堂から火災が発生したという想定で、第2体育館に避難する訓練を行いました。最近、京都府南部で地震が相次いでいることもあり、不測の事態に備え、適切な避難行動を確認しました。
寮生には寮だけでなく、学校、自宅や外出先でも自分の命を守る行動をとれるよう防災意識をさらに高めてほしいと伝えました。
新型コロナウイルス感染拡大防止に係る特別通学期間についての文書を寮生保護者様宛に郵送いたしました。必要事項を御記入いただき、返信用封筒にて4月24日(金)までに投函していただきますようお願いいたします。
(1)寮とは
農芸高校の敷地内には、1年生男子全員が生活する≪ 第一船南寮 ≫と、2、3年生男子の希望者が生活する≪ 第二船南寮 ≫が併設されています。二つの寮合わせて約150名の男子生徒が生活しています。船南寮は教育寮であり、集団生活を通して規則正しい生活習慣と基本的な学習習慣を身につけ、社会に通用する生活態度を養う場です。寮生たちは日曜日の夕方(もしくは月曜日の朝)から、金曜日の夕方まで寮で生活します。
(2)指導体制
主に生活指導を担当しているのは≪ 寮務部 ≫です。下校後の生徒たちが、安心して寮生活を送ることができるよう管理し、指導する教職員です。夕方以降には舎監として教職員5人が宿直します。寮生活において、体調が優れない場合などはいつでも対応し、安心して生活できるよう、生徒たちの傍には常に教職員がいます。
(3)指導方針
(1)知・徳・体の調和のとれた人間を育てる
(2)自主・自律・協調の生活態度を身につけさせる
(3)実践力と指導力を養成する
(4)勤労の尊さと喜びを体得させると共に、責任完遂のたくましい精神力を養う
(4)施設・設備
寮はそれぞれ3階建てで、各階に洗面所、トイレ、洗濯室があります。また浴室は各寮1階に設置されています。談話室や学習室、多目的室もあり、自由時間等に利用できます。
寮では生徒たちが生活する部屋を舎室といいます。舎室は1部屋4人で構成され、机と椅子が4組、2段ベッドが2つ、ロッカーと棚が1人1台ずつ設置されています。舎室に限らず、寮内の片づけ・清掃は毎日生徒たち自身の手で行われます。
(5)寮生活
船南寮では日課表に従って生活しています。放課後から食事まで、食事後から学習時間までは自由時間もあり、生徒たちは寮服に着替え、各々寮内にて思い思いに過ごします。放課後から学習時間までの間に入浴できます。各部屋にテレビはありませんが、談話室で観ることができます。学習時間には各部屋にて机に向かい、学習に取り組みます。学習時間が終われば点呼をとり、就寝となります。
(6)寮における行事
寮では寮生だけが参加する、独自の行事が行われています。寮内役員を決め、その役員が中心となって行事の企画、運営を行います。新入生歓迎パーティーから始まり、バーベキューパーティーやクリスマスパーティー、卒寮パーティーなど、年間を通じて行事が催されます。
令和2年度寄宿舎諸経費(月額)
種別 | 月間所要額 | 納入の方法等 |
船南寮生会費 | 500円 |
1.学校指定の期日に、銀行口座振替により納付する 2.布団・マットレス交換(年1回)・掛カバー、敷布、枕カバー(毛布)洗濯交換(月1回)、 |
食費 | 23,000円 | |
寝具借上料 | 2,000円 | |
合計 | 25,500円 |
(7)最後に
船南寮には細かく規律・規則もあり、家庭での生活に比べると自由は少ないかもしれません。ですが、寮には学校生活だけでは経験できない貴重な時間が多くあります。集団生活とはいえ、自分の身の周りのことは自分でしていきます。寮生全員で協力し合い、自律し、自分にもできるという自信を持てるようになります。自信を力に変えて新たなことに挑戦していきましょう。船南寮には知らない自分を発見し、開拓していくチャンスがたくさんあります。自分の力で自分を変えてみませんか?
ホームページをご覧いただきありがとうございます。ご不明な点、疑問などがございましたら、年間3回行われています、オープンスクールなどで質問いただければ即時対応し、不明点や疑問はすぐに解消いたします。ぜひご来校ください。
(Q)土日に寮に泊まることはできますか?
(A)土日は原則帰省していただきます。考査前の土日は自由帰省とし、希望者のみ在寮可能です。自由帰省時、在寮生の日課は平日とは異なります。学習時間を朝、昼に2時間ずつ設定してあります。
(Q)食料品(お菓子)の持ち込みは可能ですか?
(A)お菓子やジュースについては個人スペースに収納できる量 (1週間分)であれば持ち込んでいただいても構いません。ただし、食事は外部委託業者が3食作ってくださいますので、食事が摂れない程食べないことが前提です。
(Q)売店はありますか?
(A)ありません。冷水器、ジュースの自動販売機は設置してありますが、食料品の販売はありません。
(Q)学習時間は何をしていますか?
(A)1寮生(1年生)は各教科から課題が準備されますので、その課題に取り組みます。2寮生(2・3年生)は自学自習です。自分で準備した学習課題に取り組みます。
(Q)布団は家庭から持ち込みですか?
(A)夏布団、冬布団ともに業者からリースしています。寝具に関しては必要ありませんが、畳んだ布団に埃がかぶらないよう、タオルケットや同等サイズのカバーだけお願いしています。