京都の地域活性化に貢献できる人材を育成します。
園芸作物の生産・加工・流通と植物や食に関するバイオ技術を専門的に学び、農業の6次産業化の視点を持ち、京都の地域活性化に貢献できる人材を育成する。
生物資源の活用や植物の繁殖、育種に関する先端技術を学ぶ
1年生がシランを使った継代培養に初めて挑戦しました。継代培養は、植物細胞を無菌的に培養し増殖を続けるための大切な技術で、生徒は無菌操作や培地の扱い方 を学びながら、慎重に作業を進めました。緊張した様子でしたが、培養瓶の中で成長するシランを見て「もっと上手になりたい!」と決意していました。
この日は園芸技術科3年生の課題研究発表会でした。この授業は、2年生の時から自分たちが抱いた疑問や課題をもとにテーマを設定し、チームで調査・研究に取り組むものです。生徒たちは試行錯誤を繰り返しながら、自分たちの探究心をカタチにしてきました。そして今回、長い時間をかけて積み上げた努力の結晶を、堂々と発表してくれました。発表には、それぞれのコースで学んだ知識と技術、そして新しい発見がぎっしり詰まっていました。研究を通じて得た成果や経験は、これからの未来へと続く貴重な財産です。
これからも農芸高校は、生徒たちの「学び」と「挑戦」を全力で応援していきます!
≪発表内容≫
〇「廃棄農産物を用いた担子菌類の子実体形成の方法の検討」生物工学コース
〇「農芸高校およびその付近の水生環境調査」生物工学コース
〇「養液栽培利用済みヤシ殻培地の利活用方法の検討について」野菜コース
〇「いきいきガーデンを通じた亀岡地域のまちづくりの検証」草花コース
明日は農業生産科、来週は環境創造科が発表します。
生物工学コースの2年生が、カーネーションの「茎頂培養」に取り組んでいます。継代培養は遺伝子を扱う課題研究を進めるための土台となる技術で、バイオテクノロジーの基礎を学んだ生徒たちは、無菌環境での培養操作や、細胞が活発に増殖するための環境維持に取り組みます。これから各自の研究テーマをもとに、より高度な実験や研究に挑戦していきます。
生物工学コースでは、「うさぎのビオラ」を栽培しており、この日は、発芽したビオラの生育を促進するため、化成肥料の置き肥をしました。きれいな形に整うようこれからも管理を続けます。
11月19日(土)に行われる農芸祭での生物工学コースの販売物を紹介します。
生物工学コースの2・3年生が苗や種子から栽培し、販売しております。
※本コースでは、予約等は行っておりません。当日、よろしくお願いいたします。