高等部

(高)花ノ坊校地でのサタデースクール

今年度1回目となるサタデースクールは、主に以下の2点を目的に実施しました。

(1)盲学校での視覚に配慮した授業体験を通して、学ぶ楽しさを伝える。

(2)参加者同士や本校普通科生徒と交流することで自分と向き合う機会となるようにする。

 スクールⅠでは、「パソコンのアクセシビリティを知ろう」をテーマにアクセシビリティに関する授業を展開しました。実際にパソコンに触れ、見やすくなる便利な機能を体験しました。参加者の見え方は一人一人異なります。自分が見やすいように画面設定ができる便利な機能に驚いた様子でした。参加した生徒からは白黒反転された画面を見て、「目に優しい!」「見えにくさをカバーする工夫を知った。」等の感想が聞かれました。

【写真】白黒反転表示させたパソコンの操作体験をしている様子

 スクールⅡでは、「視覚障害者スポーツを知ろう・楽しもう」をテーマに、ゴールボールとフロアバレーボールの体験を実施しました。視覚障害スポーツに係る様々な道具に触れ、体験を通して、スポーツの楽しさを再確認している様子が伝わってきました。ゴールボールでは、ディフェンス姿勢を体験したり、フロアバレーボールでは、アタックを打ったりと存分にスポーツを楽しみました。

【写真】ゴールボールとフロアバレーボールを体験している様子

  最後は交流会です。見えにくさのある生徒同士が、普段聞きにくいことや気になることを本校の在校生にどんどん問いかけます。在校生からはそれに対してリアルな応答があり、「家族にも話したことがないようなことを話せた」と、貴重な交流の場となりました。

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