2月21日(水) 5限目に本校で長年音楽を教えていた先生をお招きし、鑑賞教室を実施しました。ピアノとクラリネットの演奏から始まりました。ピアノの甘くきらびやかな音色、クラリネットの高音域の鋭くはっきりした音色、低音域の温かくも芯のある音色に生徒もうっとり。

曲の紹介やクイズなどもあり、和やかな雰囲気で進みました。音楽を聴いて感じて楽しむだけでなく、どのような形をした楽器であるのかにも着目しました。クラリネットを触らせていただきクラリネットがリード、バレル(樽)、上管、下管、ベルの5つからできていることを知りました。また息を吐くだけでは、音が出ないことも知り、音を出すために「リード」が必要であることも知ることができました。

それを踏まえて、演奏を聴くとさらに音が耳に入ってきました。ピアノとクラリネットの抜群のアンサンブルに鑑賞していた全員、うっとりしていました。聴いてから知る、知ってから聴く、どちらも経験できた素敵な機会でした。最後にホルンを触らせていただきました。ベルに手を入れてみたり管を引っ張って伸ばしたりと、ホルンのずっしりと重い感覚を味わっておりました。

聴く音楽の楽しさがあれば、触って楽しむ音楽もあるのだと再確認できた有意義な時間でした。最後は二人の先生に大きな拍手を送り終了となりました。ありがとうございました。