高等部

(高)ジェントルマンへの道(大学食堂の利用)

2月14日(水) 今回のジェントルマンへの道は実践編です。大学の食堂(以下「学食」)の利用を実際に体験します。学食は初めてだったり、学食は在籍していなければ利用できないと思っている生徒もいました。中には一般の方も利用できる学食もあります。街中の飲食店との大きな違いはやはり「値段」です。生徒たちも飲食店で食べる時の値段との違いに気が付き、予算内で何を食べるか考えます。食べたいものを食べるのか、栄養バランスを考えて食べるのか、それぞれ悩んでいました。

注文口は丼ぶりや麺類等で異なることに驚きながらも、注文したものを受け取り、おぼんをスライドさせていく仕組みに「うどん屋さんみたいやな。」と感じたことを話す生徒もいました。飲料やドレッシング、カトラリーは全てセルフ式です。「セルフだから値段が安い。」と話す生徒もいました。自分でスプーンやフォーク等を取り、ドレッシングについても種類を指導者に尋ねて選択しました。

盲学校では、主菜や副菜は準備された状態で提供されます。ごはんや汁物については、自分でよそいます。盲学校で何十年も過ごしているとそれが当たり前になっているかもしれません。学食では、注文から品物の受け取り、支払いまで全て自分で行います。メニューを覚えるのもいいですが、期間限定メニュー等もあったりします。自分からメニューを聞いたり、調べたりすることができればいいですね。

【写真】学食で食事をする生徒たち

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