高等部

(中高)令和5年度 2学期施設体験実習報告会

12月19日(火) 3限目に花ノ坊校地にて施設体験実習報告会を実施しました。今年度2回目となる報告会ですが、今回も中学部生徒も参加し、3名それぞれの報告がありました。報告会では、体験をして自分がどのように感じたのか、どのように過ごしたのか等、それぞれの体験をまとめ人前で報告することを主な目的としています。

まずは高等部に入って初めての体験実習を行った生徒の報告では、体験実習の内容だけでなく、どのような場所にあってどのような交通手段で行くのか等、細かい部分も説明してくれました。自分がこう話したら、このような返事があった等、具体的かつわかりやすく報告してくれました。自分は仕事ができると非常に自信がついた様子でした。

次に中学部生の報告では、体験実習自体が初めてとなります。緊張した様子でしたが、作業内容を中心に説明してくれました。袋詰め1つとっても、表裏があることに気が付いたり、割れないように行った工夫の説明もありました。そして「ピラピラが上になるように・・・」等、自分自身のことばでの報告でした。

最後は高等部3年生の報告です。作業内容はもちろんですが、今回は「外」にも目を向けて、自分だけでなく、周囲の人との関りのことや話した内容等を報告してくれました。人と協力したことや、普段、側にいる担任の先生がいない中での体験実習を頑張ったこと等、少しずつ他者主体になってきたように感じました。

最後は、特別支援教育コーディネーターの先生より講評をいただきました。内容はもちろんですが、声の大きさや、立ち振る舞い等にも意識できるとより良くなるとのご意見をいただき、生徒たちは次回に向けて意気込んでいました。そして報告会に来ていただいた多くの先生方にも、お礼を伝えて終了となりました。

このように経験したことを自分でまとめて報告をするということは、振り返りとしては非常に有効です。そして撮影したものを再度見直すことで次回に向けての修正点を意識することができます。この機会を積み重ねていき、よりよい自分の報告を模索していきましょう。

タイトルとURLをコピーしました