8月29日(火)の3・4限目に高等部1組合同体育を行いました。学習内容は水泳です。盲学校高等部にはプールの設備はありません。そのため、毎回水泳学習の際は、大徳寺校地に移動をして実施しています。
ちなみにプールの語源は英語の「pool」です。日本では遊泳場を意味しますが、他にも「置き場」や「ためること」を意味することもあります。「pool」を使った英語では「motor pool」で駐車場の意味で使われることもありますね。
さて、今回は2学期最初の水泳学習であったため、1学期学習した内容の振り返りや復習を中心に進めました。学習前には必ず伝統のある「京盲体操」を実施します。今回は3年生と1年生を合同で実施したため、3年生が1年生に対して、言葉や動作による説明を行い、1年生は京盲体操の流れを覚えました。

平泳ぎやクロール、背泳ぎを中心に、息継ぎのポイントや腕の使い方についての再確認を行い、いざプールへ。

特に背泳ぎでは、「背面での恐怖心をなくす」ことを中心に行ってきました。初めは背を向けることへの恐怖心もありましたが、ビート板や指導者の身体補助を行い、確実にレベルアップしてきました。全体での活動も行いますが、一人一人に合わせてオンリーワンのプログラムを形成し、個々でのレベルアップ、そして全体のレベルアップへとつなげていきます。
