7月19日(水) 放課後に紫野高校の生徒有志11名が盲学校に来校し、本校普通科1組生徒6名と交流をしました。まず初めに自己紹介をしました。同世代の生徒の自己紹介を聞き、お互いに共感する場面も多く見られました。

次にクイズラリーを行いました。クイズの内容は本校の生徒が考えました。「盲学校にはヘレンケラーが来校したことがある」「盲学校にはあんまやはり、灸を習うクラスがある」「盲学校には生徒が生活をする寮が存在している」等6つのクイズラリーでした。17名中、全問正解したのは1名のみ! 紫野高校の生徒でした。

なお、クイズラリー中は、アイシェード(ゴールボール や ブラインドサッカー などのスポーツで使用する目隠し)を使って、手引きをする側と手引きをされる側に分かれて、校内を探索しました。初めての体験だった生徒も多く、紫野高校の生徒からは「手引きをしてくれる人がいる安心感がすごかった」「紫野高校には段差など危険なところがたくさんあることがわかった」「階段ではたくさん話をしてくれたが、平らな道で会話が途切れると不安になり、コミュニケーションの大切さがわかった」等の感想を話してくれました。

最後にサプライズとして紫野高校の生徒から、手作りの巾着袋と点字で自分の名前を打った手作り名刺をプレゼントしていただきました! 巾着袋の手触りを確かめて、何に使おうかと早速考えている生徒もいました。
放課後の束の間でしたが、非常に有意義な交流になったと思います。計画を進めてくれた皆さん、そして紫野高校の皆さん、ありがとうございました。今年度中に第二回目も検討していきたいと思います。