6月20日に行われた「府立学校生徒対象オンラインセミナー」参加を受けて、7月11日(火)にミーティングが行われました。企業および京都府教育委員会ICT推進課から来校いただき、生活の中で視覚障害者として使いやすいもの、使いにくいもの、あったら便利なもの等が話し合われました。

生徒からは、あのスマートフォンのメーカーが使いやすい、音声アシスタント機能の精度が高い等、ざっくばらんに様々な意見が飛び交いました。それを受けて、機能面のみならず大きさや、重さなど視覚障害のある方の生活の視点から質問等がありました。

また「点字ディスプレイ搭載の携帯デバイス(点字ノートテーカー)は使いやすいです。」という意見も出て、生徒が使い方を紹介しています。こちらは、スマートフォンやタブレット端末との互換性が良い点、情報を記憶しておける点、また持ち運びにも便利である点が紹介され、その浮かび上がる点字に興味をもっていただきました。

日常生活の中で、使用する白杖にも注目され、白杖にあったら嬉しい機能、使い方等が紹介されました。振動付のもの、先端の石づきにライトの装備等。日常生活で使用するものだからこそ、快適で自由度の高い使い方ができれば、暮らしもより豊かにになっていくのだろうと感じます。
最後に将来について尋ねられ、生徒はそれぞれの考えや将来のことを話してくれました。今回のミーティングを通して何かヒントを得ていただけていればと思います。