高等部

(高)理療科 梅雨時の食養生

 雨が続くこの季節、湿気で体が重だるく、食欲も低下しがちです。

 東洋医学で「湿」は五臓の「脾」や「胃」(どちらも消化吸収に関係します)を痛めるとされています。そこで、余分な湿気を取り除き、胃腸をいたわるような食事が大切です。

 湿気を取り除く「利湿」に良い食べ物に、瓜類、トウモロコシ、豆類などがあります。これらを使った料理を考えてみましょう。

 瓜は今の人にはあまりなじみがないかもしれませんので、これをウリ科のズッキーニに変えてみましょう。ズッキーニは余分な水分を取ってくれながらも、必要な水分は残してくれます。彩りにトウモロコシを加えてはどうでしょう。トウモロコシは「利湿」に良いだけでなく「脾」を助け胃腸の働きを整えます。野菜だけではもの足りないようでしたら、鶏肉を入れてみましょう。鶏肉は胃腸への負担が少なく「脾」に優しい肉類です。

【ズッキーニとトウモロコシ、鶏肉の炒め物のつくり方】

 ズッキーニは短冊に切るか輪切りにし、トウモロコシは実をこそぎ落とし、鶏はそぎ切りか、ぶつ切りで適当な大きさに切り、ショウガやニンニクを油でいためて香りを出したころに入れて炒めます。味付けはオイスターソースと醤油で中華風にしても良いし、醬油にカレー粉を加えて風味をつけてもいいでしょう。香味野菜や香辛料を入れることで、湿気で重く沈もうとする「気」を発散させ、巡りを助けてくれます。 東洋医学、「医学」だといって難しく考えず、楽しく生活に取り込んでいきたいものです。

京都府立盲学校理療科では、視覚に障害のある方で就労にお困りの方の入学相談を随時募集しています。お気軽にご相談ください。

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