4年生 総合的な学習の時間
「美山在住のいろいろな方に出会ってお話を聞いてみたい」ということで、障がい者福祉に携わる山添さんをゲストティーチャーにお迎えしてお話をお伺いしました。

まずは、手話で自己紹介。
あまりにも自然で見逃した子もいたかな?
山添さんは、障がいを持つ方々のグループホームや作業所などを美山町で立ち上げて来られた方です。
スライドを見ながら順にお話をお伺いしました。
①グループホームってどんなところ?

施設の場所の説明では、「知ってるー!」という子もいれば「なんの建物かな?と思ってた」という子もいました。
お風呂で歌を歌っている利用者さんやトランプが得意で強い利用者さんのお話もお聞きしました。
好きなこと、得意なことをしながら、楽しく暮らしている様子が伝わってきました。
②働く場所のおはなし
共同作業所「あゆみ工房」ではどんなお仕事をしているのか説明していただきました。

身体の状態によって、作業内容が違うことを知りました。
ハンコ押しや名札の紐通し、米粉のパン作り、アルミ缶分別、ブルーベリーの収穫、球根のシール巻き、薪作りなどをされています。

③家族の会「あゆみ会」はなぜ始まったのか?
ご家族が障がいを持っておられたことから、「家ばっかりではなくて外で働ける場所を」との思いで、それまで美山町にはなかった共同作業所の設立を決意されたことから始まります。
町長に要望書を提出し、みんなで綿菓子を作って売って資金を貯めて、平成12年に共同作業所を設立。
その13年後、平成25年に念願のグループホーム「一歩」設立。
さらにその後、「二歩」「三歩」「四歩」と次々と設立されています。

山添さんは
「失敗したことはある?失敗しても、”すんまへん!””またお願いします!”それでいいんですよ。」「失敗はするほど楽しい!」
そして「何事も”企画→立案→実行”の繰り返しです。」
と何度も何度も子どもたちに語りかけてくださっていました。

「終生、福祉の仕事に携わりたい。楽しい。」
「惚れた仕事をしたいと思っていた。本当に楽しい。」
「69歳から、はったい飴の配合を研究して、販売してきた。もう楽しいばっかり。」
言葉の端々に「楽しい!」がいっぱいの山添さん。
もちろん大変なことも沢山乗り越えて来られていて、
「大変だと感じた時の気持ちの切り替え方法は?」の質問には、
「落ち込むときもあるけど、人生は進むのみ。やらねばならぬことがある。一度の人生やから、やるしかないと思ってやる。」との力強くお答えいただきました。

最後に子どもたちから感想を発表しました。
「福祉は、大変そうというイメージだったけど、楽しそうだと思いました。」
「みんながイキイキできる憩いの場なんだろうなと思いました。」
”マイナスなイメージから、楽しいイメージに変わった”という子が多かったです。
子どもたちは、メモが止まらなくて、追加のメモ用紙を先生にもらいに行く子が続出なのも印象的でした。
何度も「楽しい」と仰るイキイキとした山添さんのお姿から、たくさんのことを感じ取らせていただきました。山添さん、ありがとうございました。
あゆみ工房の米粉パンや、山添さん考案のはったい飴(今はあゆみ工房の商品になっています)は、ふらっと美山さんにて購入することができます。
山添さんの想いを思い出しながら、味わってみてくださいね。
★★★美山学とは★★★
地域と学校と保護者が一緒になって子どもたちを育てる取組です。地域の方々との出会いや体験を通して、ふるさと美山を大切に思う心を育むとともに、自ら考え、人と協働しながら、「未来を切り拓く力」を育んでいます。
