1年生

『おかしなゆき ふしぎなこおり』
片山 孝/写真・文 ポプラ社
冬の日。外へ出かけてみると、雪や氷の、おかしな、ふしぎなかたちが見つかります。きれいで、迫力あふれる冬の写真絵本です。
『チョコちゃん』
新井洋行/作 講談社
ハート、リボン、チョコレート!子どもが大好きな可愛いもの決定版!
作者の新井さん自身が2人の娘の父。娘たちと一緒にお菓子作りをした経験が、ぎゅっと詰まって一冊の絵本になりました。チョコレートを溶かしたり、型に流し込んだり、ちょんちょんちょんってトッピングしたり……。
ボードブック仕様の表紙いっぱいに描かれたチョコは本そのものが、まるで「板チョコ」のよう。
最後の意外な結末にもにっこりです。
みんな静かに、そして尋ねたことにははっきり楽しく答えてくれました。子どもたちの楽しい気持ちが読み手の方にも伝わって、一緒に楽しい時間を過ごせたそうです。
2年生

『ちこく姫(わんぱく小学校シリーズ5)』
よしなが こうたく/さく 長崎出版
学習発表会の配役決めの日にちこくしたまどかたちのせいで、1年2組は全員わき役になってしまいます。落ち込むクラスのみんなに「わたしがみんなを主役にしてみせるから」とまどかは宣言します。食育から、あいさつ、お掃除、生きものへの思いやり、時間厳守の大切さまで、笑って泣いて、楽しく学べる小学校絵本の決定版給食番長シリーズ!
登場人物たちの表情がコミカルで、ページをめくるごとに笑いが起こっていました。
シリーズ絵本で、子どもたちもよく知っているようでした。
3年生

『だるまちゃんとてんぐちゃん』
加古里子/さく・え 福音館書店
ながい鼻とかうちわとか、てんぐちゃんの持っているものを何でも欲しがるだるまちゃんの物語を、親しみやすい絵で語ってゆく、ユーモアあふれる絵本。
読んだことのある子は数人いましたが、「絵がたくさん出てくるから探してね」と伝えてから読むと、一生懸命見入っていました。話の内容がわかってくると、くすっと笑ったり、「えー!」と驚いたり、楽しんで聞いてくれていました。
4年生

『ポキールの時計』(紙芝居)
小川よしのり/作 前田ななよ/絵 てづくり紙芝居館
相棒のポキールに忘れられて、ジャングルに取り残された時計。動物たちに助けを求めますが、動くことも話すこともできません。置き去りにされた時計はどうなってしまうのでしょうか。
作者の小川よしのりさんは京丹波町在住で、筋ジストロフィーを患っています。
体が動かなくなっていく自分の病気を、時計に重ねました。入院生活は「それまでの友人関係から切り離されるような孤独がしんどかった」といい、そのときの気持ちを描いたそうです。
全員興味深そうに、しっかり前を見て聞いてくれていました。最後に、「おもしろかった」と言ってくれた子が何人かいました。
5年生

『おもいのたけ』
きむらゆういち/文 田島征三/絵 えほんの杜
オンドロロン、オンドロロン…。ある洞窟に奇妙な音がするキノコが生えていました。洞窟には次々と動物たちがやってきて、それぞれ抱えている「思い」をキノコに向かって叫んでいきます。動物たちの思いを浴びたキノコは、どんどん膨れ上がっていき…?
少し長いお話でしたが、静かにしっかりと聞いてくれていました。
6年生

『雪わたり』
宮沢賢治/作 いもとようこ/絵 金の星社
「かた雪かんこ、しみ雪しんこ」-雪の野原に出かけた四郎とかん子は、キツネの紺三郎に出会います。そしてキツネの幻灯会によばれた二人は…。
とても静かに聞いてくれていました。
※あらすじは出版社の内容紹介を引用または参考にしています。
『ポキールの時計』:筋ジス患う紙芝居師、神戸で10日に上演へ 「声で人を勇気づける」 [兵庫県]:朝日新聞 参考
